ホクトの件

同じタイトルで5年前に記事を書いたが、今回はそれとは全く別の話。


滅多に地上波テレビを観ない私であるが、先日こんなトンデモＣＭを見つけてしまった。
（音は出さない方がいいと思う。小さなお子さんにも見せないほうが）
　↓　↓　↓

ホクト CM 要潤 鈴木砂羽 立派なきのこ


立派なキノコというより、「笑いダケ」だろっ、コレ。

早くもネット上では放送禁止では？といった噂や憶測が流れているようだ。
このリンクもいつか切れることだろう。


そこまでしないとホクトは売上は取れないのか？と思って月次売上情報を見てみたが、9月までは計画を上回って堅調だ。
ただ、これから鍋の季節が本格化する。話題性あるＣＭでライバルを蹴落としにかかりにいったのかも知れない。


ではライバルはどうか？と思って雪国まいたけのＩＲサイトを見てみたら・・・これまた驚いた。
10月25日に「不適切な会計処理が行われていた可能性についてのお知らせ」をリリースしていたのである。
郷ひろみの再登板で対抗だ～などといったのんきな話をしている場合ではない。


中身はというと、外部からの指摘もあって、過年度における会計処理の一部について下記の調査をしていると。
　・過去に取得した土地の資産計上額の妥当性について
　・一部事業用資産の減損について
　・過年度における広告宣伝費の会計処理について
ただでさえ業績面でホクトに見劣りのするこの会社。
今回の件を受けて、
ホクトから「お前はすでに死んでいている」と言われなければ良いのだが・・・・。



いやはや凄い業界だ。
私はブラックマッシュルームによる幻覚を見ているのだろうか。

・淫らなＣＭを流す会社に、

・不適切な会計処理をする会社。

どちらも「普通以下のキノコ」であることは間違いないようだ。
「菌活」ならぬ「禁活」（＝活動禁止）にならなければ良いが。