◆「財務アナリストの雑感」 2024◆

会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな?

「スーツを買って宝塚を見よう!!」

2005-08-13 | 「お寒い笑い」系雑感
というキャンペーンに惹かれて「洋服の青山」(社名:青山商事)のスーツを買ってしまった私は、今にしてみれば大マヌケでした。


名古屋生まれで安物買いが好きな私ですが、衣料品はたいてい新宿で買っています。といってもあの伊勢丹新館で買うわけがありません。
    ①ネクタイ=キャンドゥ(100円とは思えないスグレモノが多い)、
    ②その他ほとんど=ユニクロ(限定価格商品or処分品)
    ③そしてスーツはアナリスト時代からの惰性で「洋服の青山」
というわけです。


青山を使っている理由は簡単で、色々と景品をくれるからです。
どのチェーン店でもやっていますが、青山では得意客に対して、来店するだけで何故かハローキティの「特製どんぶり」など生活雑貨を進呈してくれます。
私も景品につられて得意客になってしまい、結果、家中キティちゃんグッズだらけです。

ところで得意客とは何が得意なんでしょうか。
私はギャグが得意だと思っておりますが。


その青山商事の景品に「宝塚ご招待」とあり、タダでもらえるのなら、と申し込んだところ見事当選。去る2月に、近くて遠かった東京宝塚劇場に初めて入ることができました。

以下は、そのご報告。


①観客はほぼ予想通り、女性8:男性2の割合。
「奥さんが旦那のスーツを青山の安物で済ませておいて、
しかも自分はちゃっかり観劇三昧」という構図が露骨に読み取られ、
サラリーマンの悲哀を感じずにはいられません。

実際、来ていた男性客は私同様、青山の安物スーツが似合いそうな
うだつのあがらないサラリーマンばかりでして、
男子トイレの行列はさながら職業安定所の順番待ちに見えました。


②冒頭、宝塚の壇上に最も似合わない青山商事の宮前社長(当時)よりご挨拶。
観衆の大半を占めるオバサマ方相手にいきなり
「日本経済は厳しい状況が続いておりますが・・・・・・・・・・・・」と
切り出した時は、華やかだった空気が一瞬凍てつき、
私も「ここで決算説明会でも始まるのか」と身を乗り出しましたが、
何とか話を軌道修正しておりました。

ところで、相撲の土俵に女性が上がれないのに、
男性が宝塚のステージに上がって良いのでしょうか。


③次に宙組組長の挨拶。グループリーダーとか色々呼び方がある
はずなのに組長ですか・・・。一瞬身構えたのは私だけでしょうか。


④今回は宙組によるミュージカル「ホテル ステラマリス」と「レビュー」
の2部構成。
「ホテル・・・・・」は経営悪化したホテルの再建をテーマにして
おりまして、主人公は英国の投資ファンドから派遣された再生請負人
という非常にビジネス色の濃い設定。
男性客の多くは「リストラ」「ワークシェアリング」など、
まさか宝塚では絶対聞くはずはないと思っていた時事用語の数々に、
耳を塞ぎ、現実に引き戻されたことでしょう。青山も罪なことをします。


⑤前から3列目で見るステージは、踊り、歌、衣装、化粧とも強烈で圧倒されました。
男役は皆、歌舞伎町のホストクラブから動員されたのではないかと錯覚するほど格好良く、親衛隊がシャンテの前でたむろしていた理由がよく分かりました。

ちなみに娘役は全員、林家パー子に見えました。

(宝塚ファンの皆様、文中に失礼な表現があったことをお詫び申しあげますmOm)

以上       
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