まずは日経記事(9月22日)。
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<JQ>プロデュースが売り気配――証取委が強制調査と発表
売り気配。現時点で気配値を前週末比4万6000円安の28万3000円まで切り下げて
いる。現時点で3万6000株程度の売り越し。
19日の大引け後に、証券取引等監視委員会から18日に金融商品取引法違反
(虚偽有価証券報告書提出罪)の嫌疑で強制調査を受けたと発表。
先行き不透明感を嫌気した投資家の売りが膨らんでいる。
同社は「具体的に調査対象となっている内容など、
詳細については現状把握できていない」と話している。
同社は25日に株主総会を開催予定だが、
現時点では予定通りに実施する見込みと話していた
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(どうでもいいコメント)
2期分の決算短信と周辺情報を見て、
3つの理由からこりゃぁマズイと思いました。
H20/6期決算短信
H19/6期決算短信
まずは、営業キャッシュフローが少なくとも3期連続赤字。
単体
H18/3期▲859百万円
H19/3期▲967百万円
連結
H20/3期▲2,399百万円
営業キャッシュフロー悪化の要因は言わずと知れた運転資金要因。
・・・・もちろん、成長企業ですから運転資金増での赤字はやむを得ない面も。
しかし、手持月数は徐々に伸びておりましてキナ臭さも少々・・・・・。
運転資金 売上高 手持月数
H18/6 2,377 5,885 4.8(月)
H19/6 4,033 9,704 5.0
H20/6 8,251 16,371 6.0
H19/6期までは仕掛品、H20/6期では売掛金残高が運転資金を押し上げています。
手持月数が順調に?伸びて資金繰りがキツくなりつつある。
これだけで到底粉飾とは言えませんが、
在庫又は売掛金に何かあるかも知れません。
まだ、虚偽記載の原因が何か詳細は明らかになっておりませんので
これ以外の原因があるかも知れませんが、
世の中的に信用収縮が進む中、
利益だけでなく、キャッシュフローの動きにも
より注視すべきではないでしょうか。
あとは・・・・状況証拠から。
常々申し上げていることではありますが
まず、適時開示資料に財務会計基準機構会員マークが無い。
ということは、(反論もおありでしょうが)
会計基準の重要性を真摯に考えている会社であるとは言えない。
そんな企業にジャクダックさんよ、IR優良会社表彰しちゃあいけねえよ。
最後は、監査法人
隆盛監査法人。
どこかで聞いた名前だと思ったら
ヤマノホールディングスを担当。失礼ながら、余りいい筋ではないと思った次第。
確かに、縁起のいい名前ではあるんだけどね。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
本日の1曲。
9月にちなんだ曲をYOUTUBEで
探しておりましたら、
この隠れた名曲がみつかりました。
佐々木幸男 「セプテンバー・バレンタイン」 (歌詞付き)
因みに題意は”女性から別れを切り出す日”だとか。
歌詞はさておき、哀愁を帯びた曲調が秋に合っていると思います。
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<JQ>プロデュースが売り気配――証取委が強制調査と発表
売り気配。現時点で気配値を前週末比4万6000円安の28万3000円まで切り下げて
いる。現時点で3万6000株程度の売り越し。
19日の大引け後に、証券取引等監視委員会から18日に金融商品取引法違反
(虚偽有価証券報告書提出罪)の嫌疑で強制調査を受けたと発表。
先行き不透明感を嫌気した投資家の売りが膨らんでいる。
同社は「具体的に調査対象となっている内容など、
詳細については現状把握できていない」と話している。
同社は25日に株主総会を開催予定だが、
現時点では予定通りに実施する見込みと話していた
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(どうでもいいコメント)
2期分の決算短信と周辺情報を見て、
3つの理由からこりゃぁマズイと思いました。
H20/6期決算短信
H19/6期決算短信
まずは、営業キャッシュフローが少なくとも3期連続赤字。
単体
H18/3期▲859百万円
H19/3期▲967百万円
連結
H20/3期▲2,399百万円
営業キャッシュフロー悪化の要因は言わずと知れた運転資金要因。
・・・・もちろん、成長企業ですから運転資金増での赤字はやむを得ない面も。
しかし、手持月数は徐々に伸びておりましてキナ臭さも少々・・・・・。
運転資金 売上高 手持月数
H18/6 2,377 5,885 4.8(月)
H19/6 4,033 9,704 5.0
H20/6 8,251 16,371 6.0
H19/6期までは仕掛品、H20/6期では売掛金残高が運転資金を押し上げています。
手持月数が順調に?伸びて資金繰りがキツくなりつつある。
これだけで到底粉飾とは言えませんが、
在庫又は売掛金に何かあるかも知れません。
まだ、虚偽記載の原因が何か詳細は明らかになっておりませんので
これ以外の原因があるかも知れませんが、
世の中的に信用収縮が進む中、
利益だけでなく、キャッシュフローの動きにも
より注視すべきではないでしょうか。
あとは・・・・状況証拠から。
常々申し上げていることではありますが
まず、適時開示資料に財務会計基準機構会員マークが無い。
ということは、(反論もおありでしょうが)
会計基準の重要性を真摯に考えている会社であるとは言えない。
そんな企業にジャクダックさんよ、IR優良会社表彰しちゃあいけねえよ。
最後は、監査法人
隆盛監査法人。
どこかで聞いた名前だと思ったら
ヤマノホールディングスを担当。失礼ながら、余りいい筋ではないと思った次第。
確かに、縁起のいい名前ではあるんだけどね。
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本日の1曲。
9月にちなんだ曲をYOUTUBEで
探しておりましたら、
この隠れた名曲がみつかりました。
佐々木幸男 「セプテンバー・バレンタイン」 (歌詞付き)
因みに題意は”女性から別れを切り出す日”だとか。
歌詞はさておき、哀愁を帯びた曲調が秋に合っていると思います。
一時監査人に就任したのが隆盛監査法人ですね。
07年9月末の定時株主総会で、正規の会計監査人に
なりました。
東陽の辞任発表リリースは「契約解除で合意した」と
だけあって理由には一切触れておらず、今にして思うと
なにかあった可能性がありそう?
あと、今年7月末付けで営業技術担当取締役が「健康
上の理由」で辞任していることも、勘繰ろうと思えば
勘繰れる話ですね。