川の人気もの

や~まの にんきも〜の それは~~
歌うのが好きな中年男の無理して書いてる、主に鮎釣行記。

2018年2月4日 久住

2018年02月04日 | 第一日曜日山行
 一月の月例登山英彦山にはB型インフルエンザのため休みました。四王寺の滝は結構な氷瀑であったらしく、残念でした。第一日曜は久住の牧ノ戸から久住山や中岳に行く計画になっていますが、私だけわがままを言って吉部から登って牧ノ戸へ降りるコースを選択しました。わざわざ吉部から登ったのは暮雨の滝の氷瀑をぜひ見てみたいというのが目的です。さすがに付き合ってくれる人はなく単独です。久住避難小屋まで4時間ぐらいなので、本体にはなんとか合流できるだろうと思っていました。

<コースタイム>山時間5.5時間 参加12名(このコースは一名)

唐津鏡0500==吉部0900-0945暮雨の滝0955-大船林道分岐1020-1050法華院温泉(ランチ)1115-久住別れ1315-久住避難小屋1320-1445牧ノ戸峠1500==1520花山水1610==1920唐津鏡

 唐津を出てから鳥栖あたりは高速道も数センチ雪が積もっている。マイクロバスはスタッドレスをはいているので安心だ。吉部登山口に先に寄ってもらおうと九重ICから九酔渓経由で行ってもらおうとするが、最初の大きなカーブで登りきれずに国道まで戻って四季彩ロードより吉部に行ってもらった。

 一人吉部で降りて登り始める。





 すぐに登山口。



 ここから急登があって暮サメの滝の入り口まで45分かかった。途中二組のグループを抜いて行ったが、結構滝を目当てに登っている?ようだ。暮雨の滝分岐に着く。やや滝の音が大きいような気がするが・・・。



 降りる途中も二つのグループが上がってくる。滝の周りには4人ほど写真家が三脚を立てている。期待したほどの氷瀑ではなく、ややがっかり。「滝の音が大きくてだめだと思ったでしょ。」と言われた。



 結構寒いのだがやはり法華院温泉の熱いお湯を凍らせるにはさらに冷えないと無理なのだろう。とりあえず坊ヶツルを目指す。大船林道の分岐に着く。


 
 しばらくは足跡があったが、二人組が戻ってきたみたいでノートレースとなる。先ほどまでいた人たちもほとんど滝を見に来て帰ったようである。
 坊ヶツルに入った。あいにくの風雪で視界は悪い。



 平治岳とか



 三俣山とか



 大船はほぼ見えず、立中山がぼんやりと



 北風なので背中に風雪を受けながら歩き、法華院温泉に到着。



 先に進もうかと迷ったが、これから先は久住避難小屋まで食べるところはなく、温かくテーブルもあるところでゆっくりと食べた方がいいと判断して法華院温泉で早めの食事をしてエネルギーを補給しました。早々に出発。



 数組のグループが法華院に降りてきている。みなさん大曲や長者原からスガモリを超えて回ってきているらしい。法華院温泉にも数組いたが、久住別れから来た人はいなかった。

 北千里ガ浜の登りあがるころから暴風雪になる。



 今まで使ったことのないゴーグルを取り出して装着する。大変快適でOKゴーグルであった。しかし、風が強く気温も―20度ぐらいはありそう。スガモリから大曲か長者原に行った方がいいかなとも思ったが、視界も先のケルンが見え隠れして迷うことはなさそうである。長者原からバスを呼んだりするのも結構大変そうである。結局このまま久住別れをめざし、トレースがない暴風雪の中をよっちらよっちらと間違わないように進みやっとのことで久住分れの下まで来て、アイゼンを装着した。



 さすがにアイゼンは滑ることなく楽に登れる。少し進むとトレースがある。が私の来た道より右側に降りていった足跡があった。歩きやすいかと思ったが、数回落ち込んだりしてあまりいいトレースではなかった。



 途中数回休み休みしながら



 登ってきた道は雪がそれなりにありましたが



 なんとか久住別れまでまで登りあがりました。







 避難小屋にはからつ労山の連中はいなくて、もう下っているようです。あまり待たせるといけないと思い急いで下りました。

 下った途中から星生山が



 先の方には涌蓋山が広がっています。



 からつ労山の最後尾とやっと合流して樹氷のアーケードを通り、



 牧ノ戸に到着しました。結構歩いて疲れましたが、久々の風雪の中を黙々と歩いて心が落ち着いたような気がします。やっぱり自然は厳しいけど素晴らしい。



 結局本体は牧ノ戸から避難小屋に着き山頂を目指したが、風雪が強く避難小屋で食事をして牧ノ戸に戻ったということでした。



<今日の山の人気もの>

人を寄せ付けない厳しさも持つ久住の山々でした。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿