【星夜航】
旅人を乗せた船は星の水平線へ向かう。
星を旅する間ずっとペンを握っていた。
物語りを閉じる言葉をさがしあぐねて。
目を上げると星が流れた。
いつかの明け方に見た夢に降る雨のように。
ペンを置く。
ノートを閉じる。
星を数えよう。
流れる星夜は美しいままに。
さまざまの夢になるよう。
flake100『星夜航』
旅人を乗せた船は星の水平線へ向かう。
星を旅する間ずっとペンを握っていた。
物語りを閉じる言葉をさがしあぐねて。
目を上げると星が流れた。
いつかの明け方に見た夢に降る雨のように。
ペンを置く。
ノートを閉じる。
星を数えよう。
流れる星夜は美しいままに。
さまざまの夢になるよう。
flake100『星夜航』