DEAR K!

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MJインタビュー その4

2014-01-26 00:27:02 | 
昨年リリースされたWAZZ UPとの共作「Christmas Time Again」について。

全く同じメロディーを違うバージョンに持って行く作業は可能性があり過ぎて逆に難しこともたくさんあったと語るKくん。
テンポを変えたりキーを変えたり、跳ねてるリズムを跳ねないリズムにしたり、印象がガラリと変わる音を探してみたり。
自分の引き出しを増やすためにネットで探したフレーズをアレンジして自分のものにしていく作業がゲームを作り上げる作業みたいで楽しかったと。

コレボレーションはフィーチャリングするだけでなく、全く同じものをそれぞれのアーティストが違う発想や解釈で作り出して行く形も新しいコラボの形としてありかなと思えたそうです。

同じ楽曲でもそれぞれのアーティストの個性で違うアレンジに変わるのは確かに聞き手にも楽しいコラボの形ですよね。
これからも色んな形でのコラボレーションに期待したいです。


「Chrismas Time Again」でKくんがこだわったポイントは?

クリスマスソングという事で「温かい音」にこだわったアレンジにしたかったとKくん。
「温かい音ってなんだろう?」という所からスタートしたアレンジだったみたいですよ。

このこだわりをどう作り上げていったのか興味が湧きます。

「せーの」で一発録りを試みて、若干ズレがあったり走ったりしながらもみんなで目を見ながらそこに合わせようとしているテンション感や奥行と言った同じ時間を過ごしているからこそ生まれるサウンドが温かい音になるのだろうなと気付いたと語っています。

最近流行りの「打ち込み」は便利で必要でもあるけれど、生の楽器を演奏している人間として打ち込みでは出来ない音を探って行くことがもしかしたら自分の仕事なのかなと思ったそうです。
(ちなみに「打ち込みって?」と思ったので調べてみたら「楽器を使わずコンピューターで音を作り出すこと」と書いてありました。)

良い話ですね。
レコーディング時のスタジオの温かい雰囲気がそのままサウンドとして聞き手に伝わるなんて素敵です。
これはもう打ち込みでは出せない味でしょうね。
真剣ながら楽しく演奏している様子も目に浮かびます。
クリスマスのライヴでの「Christmas Time Again」の演奏がCD音源と変わらない雰囲気を出していたのも、レコーディングと同じこだわりで演奏してくれていたからなのかなと思いました。


カップリングの「君と僕の部屋」に込められた想いとは?

ライヴで歌っている瞬間はそこが自分にとっての部屋。
同じ空気で安心できる空間がKくんにとってはライヴであり、その想いを楽曲にしたかったと語っています。
ライヴの前日に曲を作っていて歌い易いラララの歌詞なら歌ってくれるのではないかと思い録ってみたらうまくはまったとのこと。

楽しかったですよね、「ラララ」のコーラス。
以前スタレビさんのライヴでも同様の形でのコーラス参加がありましたが、なんかとても良い雰囲気でいつかKくんのライヴでもあったらいいなと願っていたんです。
タイトルの「君と僕の部屋」も素敵だし、一緒に歌うことでまた一つKくんとの絆が増えたみたいで嬉しかったな~。
この楽曲、ずっとずっとライヴで歌っていて欲しいです。
もちろんラララ♪ってコーラスをがんばるからね。


最後にKくんの2014年の目標は?

30歳になっての2014年は以前から言っていた「架け橋」みたいなことをやってみたい。
「歌で世界を変える」なんて大げさなことは出来ないけれど、ひとりひとりは変えられるかもしれない。
ライヴでお客さんが自分を変えてくれたように、自分もひとりひとりを変えることは出来るかもしれない。
J-POP歌手としてこれからもそういう歌詞を作り歌い続けていくことで小さな「架け橋」という形が出来たら良いなと語ってくれました。

ちょっと前までは全く知らない人だったのに、Kくんのライヴで隣り合わせただけで大切な友達になれたり。
ネットで話をするうちに色んな話をできる仲間になれたり。
もうすでにKくんは私たちの立派な架け橋になってくれてます。
形の上での大きな架け橋より、ひとりひとりの心に残る架け橋としてこれからもKくんに歌い続けて欲しいですね。

インタビューを観終えて、その内容と共に日本語の益々の上達ぶりにびっくりしました。
こんなにも流暢に自分の想いを口に出来るKくん、素晴らしいです。

ずっと以前、「ハングルは日本では使わないの?」という質問に
「日本語が完璧に話せるようになるまで使わない」と答えていたKくん。

あまりの封印ぶりにちょっぴり寂しさを感じたことも正直あったけれど、今はその時のKくんの決意や考えがしっかり理解できます。
母国語で伝えるのは簡単だけどそれをしないで日本語での会話に拘ってくれたこと、本当にありがとう。

とっても胸がいっぱいになるインタビューだったので、こんなにいっぱいに分けてまで書いてしまいました。
Kくんが始終穏やかな笑顔だったのも嬉しかったです。

Music Japanさんはいつも素敵なKくんのインタビューを取り上げてくれて本当にありがたいですね。
これは同時にせっせとリクエストしてくださっているファンの皆さんのおかげでもあると感謝しています。
ありがとうございます。

私もこれからもリクエストを頑張ります。
そしてMusic Japanさんにはお礼のメッセージを送るつもりです。

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