あっと言う間に・・

気が付けば、ツアーファイナルの高知から一週間が過ぎていました。
ずいぶんと前のような気もするし、つい昨日のような気もします。
高知でのＫは少し髪が伸びていて、一月の長さをあらわしているように見えました。

高知文化ぶらざカルポートは高知市の中心部にあるかなり大きな建物でしたが、ホールはこじんまりしたほどよい広さ。まだ築数年とのことでとても綺麗です。
突然思い立ってチケットを手配したので席は諦めていたのですが、二階の4列目でもステージがはっきり見える近さでした。
二階、三階のほかに中二階、中三階みたいな席もあって、Ｋクンがその席をなぜかとても気にしてやたら「中途半端な2階3階の方たち・・」と言うのがおかしかったです。

考えてみたらＫクンのツアーのステージを二階から観るのは初めて。
上からみるステージはまた違う趣があると感じました。

2階以上の観客は地元の方でしょうか？皆さん大人しい。
Ｋが登場しても席を立つことなく座ったまま。
それでも一緒に手を叩いたり、ノリながら聞いていてくれるのがわかり嬉しかったです。
せっかくのファイナルだしわざわざジーンズとスニーカーに着替えてやってきたことだし・・というわけでマフラータオルをブンブン振り回しながら応援するぞ～と意気込んでいたものの、見渡すと左サイドは私たち3人しか立っていません。
後ろの方にも迷惑かな～と気になりつつもがんばって立ち続けました。
後ろで観ていた方、見えにくかったら本当にごめんなさい。

一曲一曲進むうちに心の中にこれで終わりなんだなと言う思いがこみ上げてきて聞きながら目と耳とハートにしっかり残しておきたいと思えてきました。

今回のライブ、本当に今まで以上に色々なＫクンが登場していたと思います。
あんなに飛び跳ねるＫクンも、走り回るＫくんも初めて。
息切れもせずに次々と曲をこなすのはやはり若さと日頃の運動ですね。
客席をぐんぐんひきつけていく姿がとてもまぶしく感じました。

ピアノを弾く姿にも本当に魅せられました。
体中で弾いているというか、ピアノとＫが一緒になって躍っているような感じに見えました。

椅子に座って歌うシーンも素敵だったな。
目を閉じて膝を叩きながらリズムを取って歌う「Ｓｔａｙ　Ｒｉｇｈｔ　Ｈｅｒｅ」は特に素敵でした。

Ｋの今持っている魅力のすべてを出し切るようなステージ。
そしてこれからのＫに更なる期待を持たせてくれるそんなステージだったと思います。

もちろん課題もあると思いました。
特にＭＣ。
せっかくの機会、客席との会話がもっとあったらよかったかなと感じました。
ツアーの前半と後半でトーク内容を変えてみる工夫もあったほうがよかったかな。
セットリストも少しだけ変えるのもいいかも。
何度も何度も足を運ぶファンがたくさんいることだし、そんな工夫があればさらに楽しかったと思います。

「Ｍｕｓｉｃ　Ｉｎ　Ｍｙ　Ｌｉｆｅ」
たくさんのＫのメッセージが散りばめられたライブでした。
この続きをまた次のツアーで見せてもらいたいです。

どこかでのんびり夏休み中のＫのダイアリーにアップされた日に焼けた笑顔がそれを約束してくれたような気がします・・。