イヴの夜だって言うのに・・・・！！

Ｍｅｒｒｙ　Ｃｈｒｉｓｔｍａｓ！

どんなイブをお過ごしでしょうか・・・・。

私は今の職場に勤め出してから、月次の仕事に追われてクリスマスをゆっくり祝ったことがありません。
子供が大きくなったので特に何もしなくてもいいのですが、それでも今年はとり合えず何かご馳走を作ろうと今日は仕事から戻って休むことなくキッチンに立ちました。

それなのに・・・子供達は二人とものんびりとしているじゃありませんか！
手伝おうかとも言わないし・・・。
おまけにテーブルの上のものを片付けるように注意したら「うるせえなぁ～」と息子のため息まじりの声が・・・。
「ヒステリックって言うのはこういうのを言うんだなぁ～。」

切れました！！
なんでこんな奴らのために疲れた体で食事の仕度を急がなくてはならないのか、バカバカしくなりました。

暖めていたオーブンの電源を切り、冷蔵庫から出した食材を投げ捨てるように冷蔵庫の中に戻してコタツで不貞寝・・・。

見上げるとＫのポスターが・・・。
Ｋならこんな小憎らしいこと母親に言わないよね？
だいたいいつもいつも母親を捕まえて「おばさんおばさん」てうるさいって言うの！

この夏、就職活動に本腰を入れなくてはならない身なのに何をどうしているのか全く動きを見せない息子。
「どうするの？」と聞くと「さあね～」
「やりたいことは？」　
「無い！」
「夢とかは？」
「無いね～！」

その時の気持ちをＫクンのラジオにメッセージで送ってしまいました。
そしたらそれがなんとラジオで読まれてしまって・・。

送ったこともすっかり忘れていたのでＫ友さんに教えてもらった時はびっくり。

Ｋクンはこんな私のぼやきに丁寧に応えてくれました。
「多分息子さんはやりたいことがあるのにそれを言えないのではないか・・。
きちんと話をしたほうがいいと思う」そんなアドバイスをくれました。
なるほど・・・・そんな風には思いもしなかった私です。

それからしばらくして息子から「内定を貰ったから・・」と思いがけない報告が・・。


くだらないことはうるさいくらいにおしゃべりしてくるのに何で肝心なことを言わないのだろうと思いつつまあ一安心しました。


今日も怒って切れた母親に呆れながらもキッチンにたった息子。
あっという間に食事を作り終え「どんなもんだ！」と。
「おばさんがいなくても全く困らないなあ、俺は何でも出来ちゃうし」
と言いつつも私の顔色を伺っているのはさっきからずうっと分かっていました。
でも悪かったとかごめんなさいとは言えない子なんですよね。
憎まれ口ばっかり・・・。
でも私も単純なんでとり合えず機嫌を直して食卓へ・・。

「このまえＫクンのラジオにね・・・」
あの日の事を話しました。
「嘘だろう？」
「本当だよ～」
「で、Ｋは何て？」
「本当はやりたいことも夢もあるのにそれを言えないでいるんじゃないかって。
実際はどうなの？」
「知らないよ～。でもまあ、Ｋはなかなか良く分かっているかもしれない！」
照れながらも少し嬉しそうに言いました。


娘は母が怒れば部屋へ行ってしまい食事が出来れば出てきて食べるの相変わらずのマイペース。
なんだかんだと言ってもやっぱり息子は優しいのかな・・・。

ついつい同じくらいの年のＫと比較してしまうことがあるのですが、一度Ｋクンのお母さんにも正直どんな息子さんなのか聞いてみたいと思います。(*^^)v