やっぱり人なつっこい

グレとのお別れは寂しく、去りガたい。

４月に来るまでは、グレのことはすっかり忘れ、
「前はグレに会いたくて大阪行ってたけど、
ふぅとちょびが来てからは２人で満足していて
そんなに会いたいと思わないね」
そんなことを言って、
「グレかわいそう」とじんべから言われていた。

でも違っていた。

こちらに来てグレの人なつっこさに改めて気づかされた。

そう、ふぅとちょびが来た頃は、
懐かないネコだなぁ、なんて文句言ってたものだ。

２人はネコ同士の世界があるから、
人間とはちょっと距離を置くのか!？

対して、グレは人間としか暮らしてないから、
しょっちゅう鳴いて、寝るときも腕枕で寝ていた。
最近は暑いからか腕枕はしていないが。

そんなちょっとしたしぐさがいちいち人なつっこく、
今回も別れがつらかった。


そんなグレ思いとは裏腹に、
帰るギリギリまで帰りの服に着替えず、
別れのあとに着替えた。

グレの鼻水から菌が飛んでいては大変なので、
上から下まで洗ったものに着替える。

まるでグレ菌と言うくらいのバイキン扱いだ。

だってウチの２人にうつったら困るから…

グレもふぅもちょびも
私にとってはどちらも大切で離れがたい存在なのだ。