オナガとムクドリ（ムクドリはオナガの味見役？）

オナガは猛禽類とカラスを除くと最強です。

カラスとの関係は微妙で、営巣地に近づくカラスはオナガが追い払いますし、カラスも近づきません。

モズも最強と言えますが、オナガとモズが一緒になることはなく、オナガとモズのどちらが強いのかはわかりません。

最強のオナガですが、不思議とムクドリと一緒の場面が多く見られます。

オナガとムクドリの興味深い関係を目撃しました。

ムクドリが渋柿の味見をし、その後にオナガが渋柿を味見するところです。

（１）オナガが柿の木で食事中です。
手前の柿は渋柿であることを知っており、オナガは手をだしません。

（２）オナガが去ってムクドリがきます。
どうも残りの渋柿に手を出すようです。

（３）ムクドリが渋柿に手をだしました。
すると興味津々、オナガがやってきました。

（４）ムクドリを追い払い、オナガが渋柿に挑戦します。他のオナガも集まります。

その後の結果ですが、オナガは渋柿を諦め、ムクドリが戻ってきましたが、渋柿が消えるのは、他の食べ物がなくなったあとでした。

 

オナガ 営巣地に戻る

近くににオナガの営巣地があります。

といっても私有地内で外部からアクセスできる場所ではありません。

一昨年は営巣しました。

昨年は営巣地が伐採されたため、営巣しませんでした。

その一昨年に巣立ったオナガが営巣地に戻ってきました。

といっても営巣したわけではありません。

どうも帰巣本能と営巣判断とは異なるようです。

このオナガは過年度に撮影したものですが、オナガは渋柿には手を出しません。

そんなオナガとムクドリの面白い関係が見つかったので、オナガとムクドリとの関係は別途整理してご案内したいと思います。