denshakameraの野鳥と飛行機と風景の写真です

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春木川のキセキレイ

2023-09-17 22:51:47 | 野鳥
キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイはどうも苦手です。
ハクセキレイとセグロセキレイは分布遷移や種分化、交雑などの研究がされています。

「ハクセキレイ上種」の5種の構成種の2種がハクセキレイ(和名)とセグロセキレイとされ、
ハクセキレイ(和名)は9種の亜種で構成され(*1)、
セグロセキレイは亜種を含まない単型種であって日本固有種であること、
ハクセキレイ(和名)とセグロセキレイが交雑すること、
なども理解できます。

しかし「キセキレイ」と「ハクセキレイ上種」の関係を記載したものは見つかりません。
ただ日本のキセキレイは亜種キセキレイであるとの記載が散見されます。

2023年6月8日に投稿した「ホオジロハクセキレイ」はハクセキレイ亜種の一つで、中国から朝鮮半島にかけて分布するものと欧州に広く分布するものは、日本のセグロセキレイからわかれたハクセキレイ亜種が南方経由で変化したものと北方経由で変化したものであって、遠い血縁であることなども理解できます。

などという面倒なことはさておき、一番苦手なのは、この時期にキセキレイが春木川で見られなくなってしまい「撮影ができなくなる」からです。

ハクセキレイのような傍若無人さはなく、セグロセキレイのような強靭さもない、慎ましいキセキレイは、遙かに遠望するだけで、超望遠レンズでも存在が確認できるだけです。

この写真も3月に撮影したものです。
遠征しての写真撮影は対象が鉄道でも飛行機でも野鳥でも人物でもしないというお約束になっているので近場の国分川と春木川が頼りです。
はやく涼しくなって川を下ってきて欲しいと切に願っています。

(*1)6種の亜種と記載される野鳥図鑑もあります。なおこれらの記載は中村一惠氏(元神奈川県立博物館学芸員)の2本の論文によるものです。



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コムクドリ

2023-09-17 10:59:38 | 野鳥
キセキレイの順番ですが、庭の柿の木に渡り中と思われる「コムクドリ」がやってきたので投稿します。

コムクドリは、千島列島、サハリン南部、日本で繁殖し冬季はフィリピン、ボルネオ島北部などに渡りをおこない越冬する(wiki)とされています。

また、渡りの時期には平地の公園や林に飛来し(野鳥情報.com)、幼鳥が混じるムクドリの群れと一緒に移動する(東京都公園協会)とされています。

都内では、葛西臨海公園、東京港野鳥公園、多摩川などで観察できるようです。

週末金曜日の午後、庭の柿の木に多数のムクドリが飛来したときに、コムクドリが紛れていました。

驚かさないように複層ガラスを通した室内からの撮影なので低コントラスト画像である点はご容赦ください。

また撮影準備が整わず、コントラストAFで被写体のピンぼけが発生している点もご容赦ください。

(1)コムクドリのオスです。嘴に黄味が残っており幼鳥と思われます。


(2)同じくコムクドリのオスです。嘴が黒く紋様もはっきりしていることから成鳥と思われます。ムクドリがかじった柿を食べはじめました。コムクドリがムクドリの群れと一緒に行動する理由が良くわかります。ムクドリが食べる柿の場所がすぐに分かります。


(3)コムクドリのメスです。嘴に黄味が残っており幼鳥と思われます。


(4)同じくコムクドリのメスです。嘴の黄味が少ないので(3)よりは年長のようです。


(5)(3)と異なるコムクドリのメスの幼鳥です。ムクドリと同じように柿の葉を食します。収穫前に柿の葉はぼろぼろです。


(6)おとなりのアンテナのムクドリとコムクドリです。大きさの違いは一目瞭然ですが、お互いに違和感なく一緒に行動するのは不思議です。
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1997年RhBベルニナ線ティラーノ駅にて

2023-09-17 09:47:38 | 鉄道
RhBベルニナ線のベルニナ急行がサンモリッツからティラーノへ到着し、入れ換え作業が終わったところです。

1997年の撮影です。当時は窓が開かないパノラマ一等車は存在せず、一等車でも窓を全開して高原の空気を楽しめました。

乗客数に応じた編成の組み替えが臨機応変になされたので、サンモリッツでもティラーノでも、列車が到着するたびに入れ換え作業が行われました。

入れ換え作業が終わったRhBのEWII二等車に北部イタリアの太陽が当たります。

鉄道写真のため、本来は他ブログ(ブログexcite)へアップするところですが、この画像もEPRで撮影しD700でスライド複写したものです。

EPRは青色の表現に優れることは、これまで投稿してきたところですが、順光であれば暖色の表現に問題がないことが分かります。

このようにカテゴリ「写真」の要素が強いため、こちらへ投稿します。

(9月17日表題と内容を全部変更し、再投稿します。)



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