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濃度平衡に気づいた、洗濯の予備洗い

2020-10-05 20:11:54 | 環境

汗まみれになった作業着やスポーツウェアの洗濯。洗濯機に入れる前に様々な予備洗いをしていますか。私も試してみました。塩素系、酸素系の各種衿洗いやスプレー。どの方法もあまり効果を得られず、結局たまに塩素系の漂白剤をかなり濃くして漬けて頑固な汚れを落としていました。でもやはり環境が気になるし。そしてあるとき、突然ひらめいた。中学高校の物理化学で学んだ濃度平衡です。汚れのある方からない方へ移動するのは、液体の濃度が高い方と低い方の差が大きい方が速いし、量もたくさん移動するのです。これに気が付きただ冷水に一晩漬けておいてから翌日洗濯機へ。日数に余裕があるときは、水を取り替えてもう一晩漬けてみました。効果はこれまでのどの衿の汚れ落としなどよりも数段優秀で、また匂いも気にならなくなりました。これを毎回マメに繰り返していたら、汚れもあまり頑固でなくなりました。漂白剤と洗剤のメーカーさんには申し訳ないですが、これが私が発見した事実です。もちろん特別な油汚れなど条件が異なれば他の対応が必要な場合もあると思います。(例えばまず冷水に一晩漬けてから温水に漬けるとか。タンパク質系の汚れが温水で固まってしまうともう溶け出してくれないと思われます。)何故こんなことに気が付かなかったのか。昔の人に聞かれたら笑われるかも知れません。


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