今や金環食を撮るのも難しい状況です。
ヨドバシカメラに行ってきました、ネガティブな話で恐縮ですが状況は悪いです。
1.単体フイルターはほとんど売り切れ。ND100000、ND10000など。
2.しからば重ねて使う手で、ND400+ND8=ND3200なら入手可能とのことだが
いずれも一枚1万円ほどもするのでつい投資効果を考えてしまう。
3.しからば安いホルダーと紙フィルターを使う手があるが、これは使えそうなのが
ほとんど売り切れ。
4.たとえ何とかフイルターを手に入れたとしても、醍醐味であるコロナやフレアーは、エッジが
隠れる直後を狙うとしても他の部分のエッジが残る金環食ではその明かりのため撮れそうにない。
ただリングを撮るだけならガラスを蝋燭のすすで黒くし、それを通して撮れるでしょう。
少年観測用のメガネを調べたが70mm口径のレンズを覆うようなメガネフイルムは皆無でした。
5.太陽のセンサー面での大きさは日食が起きることからもほぼ月の大きさと同じ。
そうなりますと500mm程度の超望遠レンズがほしくなります。
参考までにISO100として、金環食時(皆既日食でコロナやフレアーを狙うときは別)
ND100000 F16 1/50
ND10000 F16 1/500
ND400+ND8 F16 1/1500
程度の露出だそうです。
(季節めぐり)