仙台のMTBショップDimensionの日記

ライドの角をなくす


今年は雪に恵まれ、仙台市街地でさえ連日のスノーライドが楽しめています。
普段は街中では非常に高いグリップの中で走っているので、グリップが低い、さらに言えば追い込むと路面が壊れると言う状況で走るのはライドの洗練という意味で重要です。
アスファルト舗装のようにグリップが確かな状態では、グリップ限界を超えることそのものが難しいので、想sが雑であることでタイヤが滑るということが起きにくいです。
しかし非常にグリップの低い路面で走るとなると、荷重移動が滑らかじゃないと滑ってしまいます。
要は全てに動作の角を無くしてツルツルに使い込まれた石鹸のような滑らかなライドをしないといけないんです。
ゆっくりと角を無くして滑らかに早く荷重移動することが肝要です。
フロントタイヤにじわっと荷重をかけて路面に押し付けて静かにタイヤを傾けていきます。
タイヤを傾けながらも縦に果汁をかけていきます。
リアタイヤが反応し始めたらリアに荷重を移してリアを安定させます。
タイヤが横に流れようとムズムズしますが余計なことはせずにいきたい方に意識を傾け旋回していきます。
曲がりの終わりにはバイクをまた滑らかに起こしていきます。
ブレーキも静かにじわっと握っていき、ロックしそうなギリギリかロックする状態を行ったり来たりしつつ減速していきます。
こんな極限の練習が家の前でできるなんて冬って最高ですよ。
今日乗ったバイクはサスペンションフォークにPUSH ACS3(コイルスプリングシステム)がインストールされているので、非常に繊細な荷重移動に応えてくれバイクが非常に安定していました。
エアースプリングのシールはかなりのフリクションを発生させているのでコイルスプリングにしてそこから解放されるとサスペンションの動き出しがわからないほどスムーズになります。
柔らかい雪のおうとつにすら敏感に反応して吸収してしまうので、非常に助かりました。
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