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もともと2020モデルではファットバイクを在庫するつもりなかったのですが、このモデルは尋常ではないほどの内容だったため、急遽各サイズ1台だけですが在庫することにしました。
その内容は価格(158000円)を考えると、実現不可能なものなのです。
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まず、フレーム、フォークは昨年フルモデルチェンジした抜群に乗りやすいバランスの良いものなので、2年目の今年もそのまま使用します。
しかし、進化したのは塗装です。
KONA自身も塗装の品質が低いということをかなり問題視していたようで2020ではかなりお金をかけて改善してきました。
とうとうクリアー層が目で見て分かるようになったというのが大きいですし、その均一さも高級感を漂わせるものになりました。
今まではラメが均一では無かったですし、塗装膜も薄くてちょっとぶつけただけで下地まで剥がれてしまっていました。
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150,197mmという最大幅のハブを使用するのでタイヤは一番太いものを履くことができます。
昨年までの軽いけどグリップ皆無のシュワルベを止め、雪上のグリップがちゃんとあるタイヤになりました。
チューブレスにも対応しています。
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クランクも最新DUB規格のものをちゃんと使ってくれています。
DUBとはSRAM独自の規格でBBスピンドルを28.99mmって非常に中途半端な太さに設定したクランク周りのシステムで30mmよりBBのベアリングの玉の直径を大きくできるのでBBの耐久性が向上します。
24mmに対しては当然剛性アップが図れます。
SRAMはパワースプライン規格のなんちゃってNXやSXクランクも持っているのですがこれが結構完成車に入り込んでおり、カタログでは見分けがつかないので現車を確認する必要があります。
これは正真正銘のDUBの最新のものが採用されています。
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完成車に搭載されるものを除いては市場で購入できない12速コンポーネントSX EAGLEがフル装備されています。
リアスプロケットの取り付けを除いては最上位モデルと互換性があるので後々アップグレードしたくなっても安心です。
性能そのものはすでに十分なので万が一壊れた場合アップグレードするという感じになるかと思いますが。
最大50Tのローギアが雪上では絶対の存在になりますよ。
新雪はとにかくパワーを食いますから。
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カーボンリムに肉薄する軽量リムのMULEFUT80SLを装着しています。
この部分は今までは訳の分からないメーカーのいまいちなリムを履いていたので大きな進歩です。
このリムは本当に軽いですし、頑丈さも安心できます。
チューブレス化の容易さは私が助かる部分です。
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ブレーキも一番安いやつじゃなくて、ある程度上のグレードのやつなんですよ。
こんな感じで、SALSAより10万円安いということの理由が全く分からないすごいコストパフォーマンスを持つバイクです。
その走りも全く癖がなく、非常にバランスの良いものです。
徐々に軽くなってきましたし、特別な理由がない限りMUKLUKを買わなくてもいいんじゃないかと思うほど、今回のモデルは完成されています。