仙台のMTBショップDimensionの日記

手の内に入るバイクを一台持っていたほうが良いですよ。

自転車は移動するため、フィットネスを鍛えるためのものだと思っている人はスルーしていただきたい話題ですが、上手く乗れるようになりたいと思っている人には読んでいただきたいです。
私が29インチだ、ファットタイヤだと次々騒げる一番の理由は、スキルを鍛えるためのベースとなるバイクを常に持っているということです。
ちなみに今はこれ↓ですね。

この、基準となるバイクがあるおかげで次々新しいバイクに乗って心惹かれても、それなりに乗りこなすことが出来ます。
乗り物の基本である「走る・曲がる・とまる」これを行う為には適正な加重移動をする必要があります。
漫然とやっても何とかなることはなるんですが、高いレベルで走ろうとすればするほど、繊細な加重コントロールが出来る必要があります。
それが養えるのが、非常にセンシティブで鋭利なこの手のバイクとなります。

この手のバイクはちょっと加重移動しただけで挙動が凄く変わるので、とても加重移動の勉強がやりやすいんです。
このブログを読んでいると、"バニーホップのためのバイク"と思われがちですが、バニーホップは高度な加重移動によって可能な技、マニュアルも繊細な加重コントロールが出来ないと実現しない技です。
私たちは閉鎖されたトラックではブレーキも使用しないので、「走る・曲がる・とまる」の全てを加重移動のみ(ペダリングも不必要)で可能です。
この手のバイクはコーナーリングがとても得意で、私は滑りやすいダートやハイグリップな舗装などいろいろな状況で練習しています。
このバイクを"基準"として自分の中に持つことで、他のバイクに乗ってもアジャストするだけで同じように乗れるのです。
いちいちそのバイクに基準ごと変えていると自分を見失うので、基準となるものを持つことは非常に大事だと思います。
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