仙台のMTBショップDimensionの日記

高性能より扱いやすさが勝ります。

私のようなホビーライダーにとっては、機材の性能がいくら高くても、その性能を発揮させることが出来なければ意味がありません。
それよりも乗りやすい、安心して自分の能力を出しきれることに重点をおいてバイクを作り込んでいます。
今日はサスペンションの前後バランスが自分の好みと違うので、好みに近づけるために手を入れました。

私の好みはストロークし始めは全く抵抗無く柔らかく沈み始め、中間域ではしっかりとした手応えがあり、底付き感がない程度に踏ん張る。というものです。

フロント、リア共に一本調子で簡単に底付きしてしまう特性なのが問題だったので、スプリングの過渡特性をプログレッシブ化して、求める特性に近づけました。
最近、FOXがリアショックのスプリングの過渡特性をいじれるキットを発売したので、以前あったAVAのようなことが可能になり、非常に助かります。
最近のリアサスは良くできていますが、それでも好み通りになっている人は少ない訳で、それをギリギリまで詰めていくためには必要ですね。
三段階に調整出来るので段階的に試していきます。

フロントも同じ要領で踏ん張りを強くしたので、より姿勢変化が小さくなり安心感が高まりました。
サスペンションはライドの助けになるのは勿論ですが、頭を使うことでより性能を引き出すことが出来るのが楽しいです。

今から山に行くのが楽しみです。
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