仙台のMTBショップDimensionの日記

何故ファットタイヤに期待してるのか

当店は昨年辺りから29インチ推しで来て、ここへ来て今度はファットタイヤ推しになってます。
「何だよコロコロ変わりやがって。」と思っている方もいらっしゃるでしょうから、ちょっと説明したいと思います。
私のような、一般ライダーでアクションライド好き、昔はレースに出ていたけど今はトシだし怪我をするわけには行かないから自制しなくちゃならない。
というライダーは沢山いることと思います。
26より29が良いのは、一般ライダーに外せない山への自走がとても楽、普段の移動(舗装)がMTBとは思えないくらい良く走る。という点が大きいです。
もちろん山でも径の大きさによる走破性、コーナーリンググリップの磐石さ等沢山あるのですが、自分の場合は、29インチバイクが走りすぎてスピードが出すぎてしまい、近場のトレイルでは面白くなくなってしまうし、万が一そのスピードで転んだらやばいので前後リジッドにしてバランスをとっています。これならスピードを出すとフロントが跳ねる(仙台のトレイルは根っこだらけ)ので、自制する気になるのでちょうど良いんです。
で、この29インチ前後リジッドがとにかく楽しいんです。舗装は良く走り、オフロードでも走破性は十分、フロンとリジッドなのでバイク任せには出来ないのでテクニカル、非常に良い相棒になっています。

29インチのタイヤに、もうちょっと衝撃吸収力があったら前後サス無しでももっと楽しく走れるだろうな。ということは感じるので、それを手に入れたい、でもサス無しの軽さを知ってしまったらもうサスは付けたくないそ。そう考えていました。
そうなると次に気になるのは、同じくらいのタイヤ外径で、幅があってエアーボリュームが馬鹿でかい、そう、ファットタイヤバイクです。

でも、以前乗ったことがあるファットタイヤバイクはホイールの重さに対してフレームとフォークの剛性が不足していて、機敏な運動性能は持っていなかったので、私の琴線には触れませんでした。
しかし、ここへ来てあのSANDMANの動画を観て衝撃を受けました。
それで、いろいろな動画を観るうちにファットタイヤが今凄いことになってきていると言う事が分かり、来年モデルとしてSALSAとSANDMANをやろうということにしたんです。
とりあえずSALSAは12月、SANDMANは2月に入荷予定です。
試乗車を用意するし、私によるレポートも都度書くつもりですので、MTBによる新しい楽しみを見つけたい方々ご期待ください。


ちなみに27.5インチですが、うちに来る試乗車のRockymountain Altitude あまりに高性能すぎてスピードが出せすぎて危ないだろうなって思っています。車で言うとGT-Rみたいなもんだろうな。と。
TURNERからもヤバイのが出ましたが、山道を速く遠くへアグレッシブに行くのなら最強でしょう。でも、子供が出来ると気持ちがそっちに行かなくなってしまうもんですね。
単なる試乗車になりそうで怖いです。
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