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KONA2021に向けて今までよりかなり突っ込んだ性能を持ったバイクを数々登場させてきますので、何日かかけてご紹介したいと思います。
まずは、みんなが最も機になるバイク HONZO ESDからです。
このバイクに関しては、今までのKONAでは生み出されることがなかったであろう、非常にとんがったバイクです。
36mmインナーチューブという強力な剛性の150mmストロークするサスペンションフォークを完全に使いこなせる様にヘッドアングルは63.5度と信じられないほど寝かされています。同時にトップチューブがかなり長くなり、リーチも今までのモデルより1インチ程度長くなりました。
KONAってこのリーチの数値を絶対に変えないような哲学を持っていると感じていたのですが、今回大胆に変えました。
この部分が一番驚きですね。
フロントサスペンションのみで150mmも動くとなると、リアアクスルを中心にしてシーソーのようにピッチングが起きて操縦が難しくなりそうですが、寝かされたヘッドアングルと短すぎるように感じるほどのリアセンターで回避しているようです。
こんなに先鋭化したハードテールフレームは完成車メーカーから出て来なそうだったのですがとうとう出てきましたね。
日本での価格はまだわかりませんが30万程度で出てきたらすごいと思います。
フレームセットの展開も期待してしまいます。
コンポーネントは十分にハイエンドクラスのものをつけているので、性能に心配はありません。
ブレーキは4ピストン、XTのシフターにSLXのリアディレーラー、RACEFACEのクランクと完璧ですよ。
これは本当に欲しいバイクですね。
It's a Match! The Honzo ESD from Kona Bikes on Vimeo.