仙台のMTBショップDimensionの日記

2014Rockymountain


まだ一台組まなくちゃならないのですが、大体箱から出しました。
今年は27.5インチバイク導入に良い感じのがラインナップされました。
上の写真はVAPOR27.5 89000円(税抜き)です。
エントリーモデルとしては、当店にはCommencalのEL CAMINOもございますが、こちらがどちらかというとオールマウンテン(下りもある程度重視)しているのに対して、ロッキーはキング オブ マウンテンバイクとでも言いますか、王道のトレイルバイクで勝負です。
大抵の27.5バイクが非常に短いリアセンターを持つのに対して、このバイクはちょっと長めに設定されております。コーナーでのバランス感覚重視ですね。
何も独楽鼠みたいに曲がるように作る必要はないということなんでしょう。
事実、ロッキーのバイクはどれもコーナーでの前後バランスが良いですから、27.5もそこは譲れないのでしょう。

ハンドルバーがやけにやる気なのがちょっと気になりますが、これは交換してやればいいでしょう。
ロッキーは基本シマノコンポを使用してきますので、このバイクも変速系は全てシマノですALIVIOとALTUSですので、安心して乗ることが出来ますね。
ブレーキはテクトロの油圧です。このブレーキ廉価版のはずですが、非常に質感が高いし、作動、タッチも良くてテクトロの進歩が感じられるブレーキです。
フォークはこの価格では仕方ないですが、ダンパー無しのメカニカルロックアウトのフォークになります。ただ、RSTのものと比べればかなり優秀なフォークです。
サンツアーは低価格モデルを作るの凄く上手いんですよ。安くて使えるフォークを作らせたら世界最強です。
カラーはマットブルーですね。写真では上手く写ってないですが。
グラフィックも思い切り格好良く、どんどんチャキチャキ走ってしまいたい気分になります。
ここらへんのバイクをまず買って、自分好みにどんどんしていくのはとても楽しいと思います。
自分もとりあえずSALSAのファットバイクを買って、しばらくノーマルで楽しんでから、改造していきましたが、そういうのが一番楽しいですね。
最初から高いのを買うのも良いですが、自転車の場合全ての部品が交換可能なので、初めは安めのを買って、自分の進歩と歩みを同じくして、バイクも進歩させてやるのは格好良いと思いますよ。

次はSOUL27.5です。102000円(税抜き)です。

フレームについて何も書いてきませんでしたが、当然新設計なのでパイプも今までのものとは違っていて、シートステイが角断面になりました。
確かに29インチより、シャープな走りをイメージしているでしょうから、リアの剛性を上げて動きを機敏にしているのでしょう。
ロッキーの27.5トレイルシリーズは完全に26インチの置き換えですね。
あえて特別なハンドリングを与えたりせず、もう至極真っ当なハンドリング、乗車姿勢をとれる様にすることによって、26インチバイクを完全に抹殺するつもりなのかもしれませんね。もういらないでしょって事なのかも。
VAPORよりも一つ上のモデルということで、フォークにはオイルダンパーが入ります。このフォーク廉価版最高の性能を持っていると私は思います。ROCKSHOXも安いものを持っていますが、こちらの方が動きがソフトで、きっちりダンパーも効いてくれるので良いですね。
ブレーキもシマノの油圧になり(ALIVIOやACERAグレードのコンポです)、ハブまでシマノなので、VAPORとの価格差以上の性能差があると思います。そんなこと書くとVAPOR売れなくなりそうですが。



昨日のキッズバイクも写真を撮りなおしました。
小さければ小さいほど、Rockymountainの輝きを感じますね。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「新製品」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事