過去、不景気を反映して、夫の小遣いが何度か減額された時期があった。サラリーマンの間には減額前でさえ、凡そ平均一万円程度の小遣いの不足感があった上での減額だから、夫は予算配分を根本的に再考する必要が生じた。
二割までの減額だったら、それぞれの予算をチープなものに代えて凌ぐことが可能という過去のデータがある。例えば昼食や帰途の一盃をもっと安価な予算で済む店に代えるなど...。ところが三割減に及ぶと生活そのものを見直す必要が出てくる。帰途の一盃を止め、宅飲みにする。金の掛かる趣味は縮小するなど...。ひたすら貧乏学生時代に戻っていく感じだ。
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酒屋やスーパーなどの洋酒の陳列棚を見ても不景気は分かる。今のレジはPOSで販売量が分かるから、売れないものは販売中止となる。
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『J&Bウイスキー』は、全米バーテンダー組合指定スコッチウイスキーで、アメリカのバーに行って、銘柄を指定せず、ただスコッチウイスキーと言うとこれが出てくる。単価や扱いは日本の角瓶相当程度。
これやマイヤーズラムなどは、数年前までは洋酒売場には必ず在庫されていたが、今はほとんど見かけなくなった。特に高級酒というわけではないが、奥さんにしてみれば輸入酒という高級感が伴うのか、宅飲み指定ウイスキーにはならなかったようだ。
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Amazonに当たってみたら何と在庫切れ。アメリかが買い占めてるのか!?