きみの靴の中の砂

違うことを考えている時間

 

 

 形容詞の問題 —— 適当に過ぎる選択や使い過ぎは、文体の品位が落ちる —— きみが写真を撮っている間、ぼくは、そんなことを考えていた。

「朝はさざ波だったけど、午后からは風速四メートル、波の高さは120センチを越えるってさ。曇りの予報だったのが晴れてきたし、今日は空いててイイかも。海、出る?」とイチ子さん。

 まったく違うことを考えている時間。

 

 

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