クリスマスということで、水口イチ子と神様の話になった。
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『世界で認識されている多様な神様は、便宜的に印象・心象化され、天空にいるという設定になっているのか。』
『神様は、その存在を信じるか否かの問題ではなく、それを身近に感じられるか否かの問題ではないか。』
『では、感じられる人とそうではない人との違いはどこにあるのか。』
『神学は宗教哲学だから、学べば面白いはずだ。』
『アメリカでは通貨のすべてに《アタシ等は神様を信じておるよ》と書いてあるけど、無神論者だって二、三人はいるだろう。』
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自然現象の中には、神様はいるかも知れないと思わせるような、妙なる暗示力がある。
ターナーになったつもりで作画していたら、これはこれで旭日旗にも見えてきた。
【Ai Ninomiya - God Only Knows】