日頃夢想するイメージどおりの女性に突如遭遇することがある。それは容姿端麗、眉目秀麗であるとは限らず、あえて言うなら、その場・この場の雰囲気を、あたかも天然の美と悦びで満たしてくれるような人とでも言おうか。 その『存在』が語りはじめる。 そうなると最早、ぼくがひねり出す、取って付けたようなストーリーの出番はない。 【Raspberries - Go All The Way】