詩育日誌07.07泪涸れシャンペンはじけて天の川
1 ワシの顔見て川を横っ跳びでこえてくるおはよう、と言うと少し間があいてむびぃ、むび...
詩育日誌07.11自然のなかに置くべきこと
けっこう、やったね。この柵風景をじゃましてない杭をていねいに打ちこんだから水平がでと...
詩育日誌07.12おやつ
おっと、いきなりきた右ポケットからニンジン左ポケットからイチゴの葉っぱ手品師みたいに...
こっとうタヌ記07.12唐津杯
箱には、古唐津酒杯と書いてある。 斑唐津である。 ゆがんでいる。 指跡がついている。 ...
詩育日誌07.13しあわせのレシピ
なんが、できょん?ハッピーエンドを上手に焼きあげるためのレシピ最後は、たしか…パルメザンチーズでそう...
飼育日誌07.14すまなそうに
まだ力が残っている単純にそう信じることにしたなにも考えないで笑って食べてときどき自転...
こっとうタヌ記07.14古伊万里双鳥6寸皿
すっきりした図柄である。 余白が多いので料理を乗せやすい。 とくに縁の、青と白の割合が絶妙。 二羽の鳥の仲睦まじそうな表情も落ち着く。 初期伊万里といいたいところだが...
詩育日誌07.15スプーンはいらない
なんだよオレたちの原っぱで脚なんか組んであんたのその泥のようなコーヒーはしかも花柄カ...
こっとうタヌ記07.15李朝堅手端反茶碗
灰色系の粉白のなかにピンクの窯変がある。釉調はうるおいがあり、荒い貫入がある。 釉...
詩育日誌07.16たまんねェ―ゼ
山羊ごやヴェーゼそれに鼻をちかづけるくんくんしてうわ唇がぐぅわぁわぁあ~、とめくれる...