私の知らない世界

生きてます

長らく放置してました。
思う事あって復活です。

つい最近、私の若い友人が自死しました。
リアルで接点があったのは一年くらいの事で転居されてからは
Facebook上でしかお付き合いもなかったんだけどそれでも彼女は友人でした。

共通の趣味もあって話せば話題が尽きないこともあったけど
メンタルの弱い子だったらしく、しばらく音沙汰ないなぁと思っていたら
心の病を負って地元に帰っていきました。

私には鬱の人の気持ちは分かりません。
ネット上で遊んでいると、時々メンタルの弱い人に遭遇するけど、
この人と関わるとヤバい、面倒くさそうと思ったら近づきません。

私だって決して鋼の心臓を持っている訳ではなく、
人前で話すの苦手だし、って言うか頭の中真っ白になって全然話せないし
人見知り激しいから自分から話しかけて友達を作る。なんて芸当、到底出来ないし
だから自分一人だけで過ごすことになんの抵抗もないし、
なんの寂しさも感じない。

逆に人と関わることの方が面倒なことは多いと思ってたりしてます。
私は私の時間を大切にしたい人なので、外に出て人と関わるのは煩わしいし
井戸端会議的な世間話で時間を無駄にしたくない。

現実世界でたとえ嫌なことがあったとしても
夫の言動で嫌な思いや腹立たしいことがあったとしても…
世界に目を向ければ楽しい心弾むことなんてたくさんある。

私は基本、面倒くさがりだけど物を作ることは好きなので
YouTubeで制作、創作系の動画をよく観てるんだけど、
一昨日、これまで生きてきた半世紀以上の月日の中で
未知の世界に触れる機会を得ました。

去年から遅まきながら鬼滅の刃にドはまりしてコミックス全巻大人買い
遊郭篇のOP曲、残響散歌がとても気に入ってYouTubeで観ていたところ
MADmovieという存在を知り、ＭＡＤを眺めていたらＭＭＤの存在を知り
完全に沼に落ちました。

鬼滅のＭＭＤ、めっちゃ良いです。
個人の趣味で制作された動画だけどそのクオリティがとても素敵で、
非公式とは到底思えない。

粘土でフィギュアを作ってる方たちもいて、観てて飽きません。
こんな世界もあるんだ…と驚くことばかりです。

毎夜、鬼滅のMMDを眺めているだけで、一日にあった嫌な事や疲れも吹っ飛ぶ。

嫌な事、耐えがたいことがあったとしても、過ぎ去ってみれば
きっと一時的なことに過ぎないはずです。

思い返せば、死にたいほどの辛いことも人に言えない恥ずかしい思いも
いっぱいいっぱいしてきた人生でした。
落ち込んで人知れず泣いたことだって一度や二度ではありません。

でも、顔を上げて周囲を見回してみれば私には好きな事もたくさんあるし
この一年楽しみな事もたくさんあるし（刀鍛冶の里篇を観なければ！）
まだまだ知らない事や世界がある。

生きていればこれからまだ楽しい事をたくさん経験出来たはずなのに
刀鍛冶の里篇も楽しみにしてたはずだったのに何故、死を選んでしまったのか…

とてもとても残念でならなくて、思いを吐露してみました。