日本の片隅で一主婦がぼやく。

基本、ぼやき。
でも、普通のblog化しそうな今日この頃…

来年は…

2019-12-30 16:44:23 | 日記
本箱を整理していたら、古い年賀状ホルダーが出てきた。

年賀状に混じって、手紙があった。
高卒で入社して23年近く勤めたと先のブログで書いたけど、入社直後に配属された職場を11年目に異動になった。
辞令が出た時、女の子たちがくれた走り書き程度の手紙だけど、大切に取ってあった。






あれから30年以上経った。
この手紙たちを読んだら、嬉しくて涙が出そうになった。
結局、私はあの懐かしい職場に戻ることなく、3つの職場を転々として5回目の異動辞令と早期退職者募集を切っ掛けにして辞めることにした。

20代は好き嫌いは激しいけれど、明るくて元気があって社交的でけっこうみんなと遊び歩いた。
30代40代50代と色々とあって段々と性格が荒んだように思う。

手紙を読み返してたら、楽しかったあの日々が甦った。
60代は今のままじゃイカン!と思う。

怒ってばかりじゃ白髪が増える。
眉間の皺だって増えるだろう。

昔のようにもっと朗らかに生きていきたい。
2020年からは明るくいこう。

拙い私のボヤキブログにお付き合いいただきありがとうございました。
来年も出来ましたら宜しくお願い致します。

年内はこれで最後の締めのblogになります。
良い御正月を迎えられますように。


後悔先に立たず

2019-12-28 10:51:18 | 愚痴


私は高卒で就職した会社を23年未満で退職した。
3月末まで在職してたら丸23年になってたんだけど、12月の末、仕事納めの日を以て退職した。

その頃、業績が悪化していた会社では、勤続年数20年以上、40歳代を対象として社員を減らすべく、言うなれば一種の肩たたき的に、退職希望者を募り、これに乗ってくれたら1年間の給料は保証する。
この1年間にキャリアアップを図ったり、転職活動したら良い。と言う悪くはない話しだったので応募して退職することにした。

手にした退職金は500万ほど。
他に厚生年金の一時金の申請もしたので800万ほどの現金を手にした。
当時、私は実家暮らしで、大金を目にした母は
「あんた大丈夫?お母さんが預かっておこうか?」と言った。

母はけっこう締まり屋で、小金を溜め込むのに長けていたし、私自身と言えば持っていると気が緩んで気がついたら本代などに消えてしまいかねないという怖れもあって母に預けることにした。

それから1年経たないうちに私は家を離れた。
私が家を出る事によって実家に母は独りになって生活費の予備にと給料が振込みされている通帳と印鑑を母の手元に置いておいた。

母は言っていた。
大丈夫。お金はちゃんと分かるようにしてあるから。
通帳のお金にも手は付けないから。

10年前。私たち夫婦が引っ越しして実家から遠く離れたある日。
母が世話になっていた病院から電話があった。
医師曰く、お母さんの症状についてお話ししたいことがあるので1度来て貰えないだろうか。と。

糖尿病で世話になっていたその先生は言った。
私は専門じゃないので断言は出来ないんですが、お母さんは認知症じゃないかと思います。
紹介状を書くので専門の病院に連れていってください。
と。

結果、アルツハイマー認知症の診断を受けた。
発症したのはいつ頃のことだったのか分からない。

でも兆候はあった。
引っ越し前、母から電話があって、セーターが安かったから買ってきたの。見に来ない?

そこに広げられてあったのは、全部子ども用の小さいシャツだった。

なんでこんな間違いするんだ?と思いつつ、認知症だなんて思いもよらず実家を後にした。

3年近く、同居して自宅介護したが症状は重くなるばかり。
気がついた時にはもう遅くて、私が預けた退職金はどこに消えたか分からない。
預けた通帳の残高は20万ほどになっていた。

母は現在81歳。
認知症の診断を受けて10年。
寝たきりになったがいまだに元気?で入院している。


新生姜

2019-12-27 11:18:37 | 野菜


11月、生姜の収穫を迎えた。
新生姜と言えば、リンク先に書かれているように初夏に出回るイメージがあって、私自身も生姜の旬は5~6月頃と思い込んでいたが、夫が生姜の栽培を始めて実は晩秋が旬なんだと知った。

新生姜の一部は生姜糖にし


生姜エキスを取った残りを佃煮にし


紅生姜を仕込んだ。


根生姜は塊のままスープ用に冷凍し、残りの新生姜はスライスして乾燥させてあった。


これを、粉末にする。


ミルサーでガーとやれば、あっという間に


粉になる。


ケーキやクッキーに練り込むのも良いし、ホットミルクに溶かして飲むのにも良い。
薬味としても使えるし、何より場所を取らずに保存に便利で良いこと尽くめ。

生姜のお陰か、私はここ10年、風邪を引いたことがない。
だけど本音を言えば、たまには寝込むほど具合が悪くなって何にも出来なくなるほど楽したい…





なんだこれ?

2019-12-26 13:33:12 | 食べる
夫が見つけてきた。

川の斜面に立つ枯れ木に生えているもの。



これはなんだ?
なんのキノコだ?

食べられるんだろうか?
ヒラタケに似てるんだけどなぁ。

いやいや、キノコは怖いでしょ。
よく分かんないキノコを食べて救急車の世話になるのはダメでしょ。

でも、旨そうなんだよな。


毒キノコだったら怖いので、素手では触らずサンプル採取。
専門機関?に持ち込んで確認して貰ってきた夫。

森林組合を先ず訪ねた。
ヒラタケじゃない?
ヒラタケだと思うけど。

次に森林動物研究センターに持ち込んだ。
これは、ヒラタケか本シメジのどっちかですねぇ。
食べても大丈夫ですよ。

最後に農協で訊く。
ヒラタケでしょ。
自分だったら食べますよ。

って、各所で返答を貰って安心したのか、喜び勇んで収穫に行った。
横に人の通る道があるけど、草に隠れた斜面の中。
私の散歩コースでもあるけれど、全然気がつかなかった。


12月も押し迫ったこの季節にまだキノコが生えてた。
例年なら既に雪が降り積もっているはずなのに、いまだ初雪もない。

雪が降らず、雨が降って暖かい。
このタイミングで自然の恩恵を受けた。

ちょっと遅めのクリスマスプレゼントだと思おう。


見映えじゃない、旨けりゃ良いんだ

2019-12-25 16:18:00 | 食べる
キリスト教の信者じゃないが、X'masにかこつけてでもないとケーキも食べられない。

娘がまだ中学生位の頃までは、誕生日やX'masにはケーキを買い、外食だって行っていたが、高校入学以降はそんなこともなくなって、うっかりすると前にケーキ食べたのはいつだっけ?ってことになる。
ちなみに前回、外食したのはかれこれ10年近く前だ。

なので、クリスマスケーキは作る。
年に一度位はクリームタップリのケーキを食べたい。
なので、作る。
食べるのは夫と私だけだから、見映えを気にしない。

スポンジを焼いて、


ホワイトラムと手作りブルーベリージャムと冷凍してあったイチゴ。
生クリームはラカントを使って甘味を付けた。


ブルーベリージャムにラム酒を入れてシロップを作る。


シロップを塗ってクリームを塗ってイチゴを載せる。
ついでに残ったシロップとブルーベリーを撒き散らす
それだけだ。


午後のおやつにいただく。


18センチのホール型で焼いたスポンジケーキに泡立てが弛くてトロ~とダレたクリームがたっぷり。
1/4カットずつを2日で食べる。
市販のショートケーキだと何個分だろう?
考えると恐ろしいが一緒に食べて貰えるような人が夫以外にいないのだから仕方がない。

年に一度の事とはいえ、2日目になるとちょっとげんなりする…(´д`|||)

クリスマスケーキが終わると、お節作りがもうすぐに始まる。
年末は本当にもう慌ただしく過ぎてゆく。