雲
調律師として、音響についてある程度の知識は持っていなければならないが、私自身は必ずしも得意な分野ではありません。
そこそこのホールの高い天井には、いろんな形をした飾り??の様なものがぶら下がっている。
これは単なる飾りではなくちゃんとした目的があってぶら下がっているのです。
音響効果、そのホールの響きに合わせて、さがっている。
材質的には、布、プラスティックのボード、など、音をセイブしたり響きを拡散したりします。
こう言ったたぐいのものを「雲」とよんでいます。
写真のホールでは、プラスティックのボードとキューブ状の枠に布を貼り付けている
んものが、ぶら下がっています。
先日、吹奏楽に詳しい人に聞いた話、市の吹奏楽の練習は、その市のホールでする、その時にお客さんが入っていないため音が響きすぎる(お客さんの服に音が吸収されるため、お客さんがいる時といない時では響きが違う) のでお客さんの代わりに、座席に毛布やカーペットかぶせるそうです。
面白い話だと思いました。天井に有るのが「雲」なら座席にあるのは「霧」…て言うかどうかは、解りませんが私は「霧」とよぶことにします。(*^o^*)
クラウドも雲ですが、機能が違いますね!
黒雲、うろこ雲、入道雲ってあるのかな?
さして深い意味があるわけではありません。
上の方にあるから単に雲と言っているだけだと思います。
英語ならば、クラウド…でしょう^_^