なぜ、こんなにも涙が溢れて止まらないのか…
それは誰もが親から生まれた子供だからで、
誰もが家族の記憶を持っているからではないでしょうか。
たとえそれがどんな記憶だったとしても。
淡々と綴られる、オカンとボクと、時々オトンの生活。
この本を借りた時に、
“最初は全然だけど、終わり20ページぐらいで一気に来るから”と
注意事項をもらってたんです
もともと涙腺はゆるい方なので、最初から何度もウルウルしながら
読んでましたけど(笑)、前半は複雑な家庭環境の中で、子供ながらに
それを受け入れてオカンと生きるボクのエピソードが、
切なくもあり微笑ましくもありました
そして後半、オカンが病気を患って東京に出てきてからは
読み進めるのに苦労するほど涙が止まりませんでした
今までのオカンとボクの生活にいつのまにか感情移入してしまっていたのと、
やっぱりどこか自分の身に置き換えて考えるところがあったからだと思います。
ボクの痛みや悲しみや苦しみが、自分のもののように感じられました。
必ず訪れる大切な人の“いつか”。
親の思い、子供の思い、家族の思い。
私も通らなければならない道で、今は漠然とした不安でしかないけれど、
いろいろ考えると、胸の奥をギュッと掴まれるような痛みを覚えます
本文にもありましたけど、『トップランナー』でリリーさんが仰ってた言葉が印象的。
“交差点で行き交うたくさんの人を見て、
みんなこれから自分と同じ悲しみを経験するのかぁと思ったら、
すごいなぁ、みんな頑張って生きてるんだなぁと思った”
洋さんの『東京タワー』に期待です
それは誰もが親から生まれた子供だからで、
誰もが家族の記憶を持っているからではないでしょうか。
たとえそれがどんな記憶だったとしても。
淡々と綴られる、オカンとボクと、時々オトンの生活。
この本を借りた時に、
“最初は全然だけど、終わり20ページぐらいで一気に来るから”と
注意事項をもらってたんです

もともと涙腺はゆるい方なので、最初から何度もウルウルしながら
読んでましたけど(笑)、前半は複雑な家庭環境の中で、子供ながらに
それを受け入れてオカンと生きるボクのエピソードが、
切なくもあり微笑ましくもありました

そして後半、オカンが病気を患って東京に出てきてからは
読み進めるのに苦労するほど涙が止まりませんでした

今までのオカンとボクの生活にいつのまにか感情移入してしまっていたのと、
やっぱりどこか自分の身に置き換えて考えるところがあったからだと思います。
ボクの痛みや悲しみや苦しみが、自分のもののように感じられました。
必ず訪れる大切な人の“いつか”。
親の思い、子供の思い、家族の思い。
私も通らなければならない道で、今は漠然とした不安でしかないけれど、
いろいろ考えると、胸の奥をギュッと掴まれるような痛みを覚えます

本文にもありましたけど、『トップランナー』でリリーさんが仰ってた言葉が印象的。
“交差点で行き交うたくさんの人を見て、
みんなこれから自分と同じ悲しみを経験するのかぁと思ったら、
すごいなぁ、みんな頑張って生きてるんだなぁと思った”
洋さんの『東京タワー』に期待です
