福助の部屋

どうでしょうCUEスワローズSHINee映画うたとの毎日etc。大好きなことゆるゆる綴ります。

『ゴールデンスランバー』

2010-03-07 01:20:43 | 映画・音楽
宅配ドライバーの青柳(堺雅人)は、首相の凱旋パレードが行われている近くで大学時代の友人・
森田(吉岡秀隆)と久しぶりに再会していた。その時、首相を狙った爆弾テロが発生。
そこで青柳は森田から、青柳を首相暗殺犯に仕立てようとしている何者かから、借金を帳消しにする
代わりに青柳をこの場所に連れてくるように指示されたと聞かされる。
そして二人の乗った車に近づいてくる警官。
『逃げろ。とにかく逃げて、生きろ』森田の言葉に追われるように車を離れた青柳が目にしたのは
爆発音とともに炎上する森田を乗せた車だった。
その瞬間から青柳の首相暗殺犯としての逃走劇が始まる。
テレビでは爆弾テロに使われたラジコンヘリを購入する青柳の姿などまったく身に覚えのない
捏造された映像が流され、青柳は大きな力が自分を犯人に仕立てようと動いていたことを悟る…
無力な一般人の無謀な逃走だが、大学時代の恋人・晴子(竹内結子)や後輩・カズ(劇団ひとり)、
連続通り魔のキルオ(濱田学)、元同僚の岩崎(渋川清彦)、自称“裏家業の人間”保土ヶ谷(柄本明)、
アイドルタレント凛香(貫地谷しほり)など、青柳の無実を信じる人達の手助けによって青柳は逃げ続ける。
しかし様々な罠を仕掛けられついに警察に投降することを決意、最後にイチかバチかの賭けに出る…


ネタばれあります。ご注意ください。

大好きな伊坂作品に大好きな堺雅人さんが主演
予告とかを見て、勝手に痛快な逃走劇だと思い込んでいた自分を呪いました(笑)
とにかく最初から手に汗握りっぱなし
突然訳も分からず首相暗殺犯にされて逃げ回る青柳を見ているだけでもドキドキするのに、
いきなり爆発音とか銃声とか来るもんで
何度映画館でビクッとなったか(笑)
でも観客も訳の分からないうちに青柳の逃走劇に巻き込まれていくような感覚があって
余計に青柳に感情移入してしまうんですよね
そんなついつい応援したくなる青柳も堺さんが演じてこそ
人を疑わないどこまでも良い人。ホントうまいです
板チョコの分け方で恋人に愛想尽かされてしまうみたいな(笑)
私は、青柳みたいに板チョコ半分に分けたら大きい方を恋人にあげる人、好きですけどね

で、なんで青柳が暗殺犯に仕立て上げられたのか、誰が仕組んだことなのかということは
結局最後まではっきりとは分からないんですが、映画を見ているとだんだんそんなことはどうでも
良くなるというか(いや、どうでも良くはないんだけど(笑))、青柳と青柳の逃走を支える人たちの
絆とかつながりに胸が熱くなってくる訳なんですよ
特に伊坂作品常連の濱田学さん演じるキルオと、渋川清彦さん演じる元同僚の岩崎の存在が
良かったですね
そして物語に度々登場する学生時代の回想シーン。
恋人だった晴子とも別れてしまい、みんなそれぞれ別々の道を歩いていて、でも何年経っても
あの頃の思い出でつながっている。
緊迫した映画の中で一瞬だけ、懐かしいような切ないような何とも言えない気持ちになりました
花火大会の青柳と晴子のキスシーン、あれは良いです!!今年1番のシーンです(笑)

そんなこんなで完全に青柳に感情移入して見てしまうので、最後の衝撃は大きかったですね~
ホントにあれで良かったの?他に方法なかったの?って真剣に考えちゃいましたから
デパートのエレベーターで晴子が青柳に気付くとこなんて、晴子の気持ちを考えたら切なくて切なくて
手に押された“大変良くできました”のハンコを、青柳が懸命に消えないように息を吹きかけて
乾かすシーンも大好きです

今もいろんな場面を思い出して胸の奥がザワザワするけど、
一筋縄ではいかない、だから伊坂さんの作品は面白いんだなと思います



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3月6日(土)のつぶやき

2010-03-07 00:45:29 | つぶやき
13:51 from Keitai Web
オープン戦VSファイターズ。カツオとダルのエース対決。やっぱりダルは打てないな~(汗)
16:14 from Keitai Web
モンテ開幕戦!負けじゃないから立派!サッカーは全然分かんないけど、やっぱり応援しますよ!
23:10 from Keitai Web
クリオネって餌を捕まえるときすごい姿になるのね(汗)ちょっとショック(笑)
by hi5na5 on Twitter
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