11/9 電力ホール 11列
今頃ですみませんが、行って来ました『大泉洋ワンマンショー』
『下荒井兄弟』以来、実に2年ぶりの生洋ちゃん
少し前に『探偵はBARにいる』を見たばかりで
あまりにカッコいい洋ちゃんに、ちょっと違和感を感じていたんですが
目の前に現れた洋ちゃんは、滑稽で、でもいつでも全力投球の、
私が好きだった頃の大泉洋と何も変わっていませんでした
以後、完全にネタバレしますので、ご覧になりたくない方はスルーして下さいね
<オープニング>
登場前にご当地ネタ『ベニーランド』のCMソングを歌う洋ちゃん(笑)
で、バンドとダンサーを従えて、タキシードに口ひげの洋ちゃん登場!
いかにも昔っぽい雰囲気がいかさなくて良い感じ(笑)
なんでもバンドもバックダンサーも現地調達(!?)
仙台の劇団に所属している皆さんがお手伝いだそう
で、ワンマンショーと言うことは場面転換の時には舞台に誰もいなくなってしまう!
ってことで、用意されたVTR。
洋ちゃん曰く、『ワンマンショーの目玉!』(笑)
なんと、どうでしょう班制作の超豪華場面転換用VTRが流れる
<場面転換VTRその1>
藤村君の声が聞こえてきた時の会場の盛り上がりは半端じゃなかった(笑)
ワンマンショーの構成上、場面転換の時につなぎのVTRが必要だったんだけど、
映画のキャンペーンだ何だと超多忙な洋ちゃん、気が付けば本番がすぐ目前!
これは困った…と思ったときに思い出したのがあの男たち(笑)
すぐさまホットライン(藤村君の携帯)に電話をするものの、普段藤村君は携帯を
持ち歩かないらしく、洋ちゃんは藤村君の自宅にまで電話をしたそう
快く…とは見えなかったけど(笑)洋ちゃんの依頼を承諾したどうでしょう班。
で、藤村君が要求したのは、『俺の前でワンマンショーをやれ!』
一体どんなことをやらされるのやら…(笑)
<ものまねショー>
ボードに書かれたレパートリーからリクエストを受け付けてものまね。
福山雅治さんからいとこのみっちゃんまで、幅広かった(笑)
私的には、『探偵はBARにいる』のワンシーンをものまねでやるコーナーの
木村洋二さんがとにかく秀逸!!(笑)
<場面転換その2 暴れ太鼓>
出た!!暴れ太鼓!!(笑)
おかしなヅラとサングラスの洋ちゃんがひたすらエア太鼓を叩く(笑)
この面白さはとても文章で説明できないのが残念
笑い過ぎてほっぺたが筋肉痛になりかけた!
<落語>
着物に着替えた洋ちゃんが高座に
子供の頃から落語が大好きで、旅行に行く度に車で落語のテープをかけて
もらっていたそう。
演目は『最後の家族旅行』
「山田家」も「下荒井兄弟」もそうだけど、洋ちゃんの書く家族物ってホントに
可笑しくて切なくて優しくて、どっか自分と重ねてグッと来る
仲の良い素敵な家族の中で育ってきたんだなぁって言うのが分かる気がする。
この落語も、笑わせようとしてるんだけどどこか切なくて最後は涙が出た
<場面転換その3 ヒグマの洋>
今度は小芝居。
昔は“ヒグマの洋”と呼ばれたが人を斬るのに嫌気がさした流れ者のお話。
背中に隠した熊の木彫りが見えた瞬間人が変わるみたいな設定(笑)
この熊の木彫りがまた可笑しくて
おやびん、相変わらず良い仕事してるな~
絡まれた女の人を助けるために刀を抜いたのに、結局女の人も斬っちゃった!
ってめちゃくちゃな展開(笑)
<ヒットメドレー>
今回のために作った良く分からないムード歌謡数曲と
これまでの洋ちゃんのオリジナル曲をメドレーで
『君には』の頃は特にNACSにはまっていた時期だったので
その頃のことを思い出して号泣(笑)
いやーホント思い出走馬灯状態
最後に洋ちゃんがAIR DOの機内でたまたま聴いて感銘を受けたと言う
加賀谷はつみさんの『君がいる』をカバー
全国で歌い込んで来たからか、洋ちゃんめちゃめちゃ歌上手くなってた!!
で、千秋楽のサプライズってことで加賀谷はつみさんご本人登場で
本物の『君がいる』熱唱
小さい体なのにすごく伸びやかな声でホントに素敵だった
<アンコール>
みんなで『本日のスープ』大合唱
やっぱりこれでしょ
いつの間にか押しも押されぬ全国区の大スターになって、少し遠い存在になっていた洋ちゃん。
でも、“あー、私はこの人のことやっぱり好きなんだわー”と改めて実感した2時間半でした
きっと恐ろしく忙しいスケジュールだったに違いないけど
ファンのことを思いながら全国を回ってくれた洋ちゃんに感謝です
次回、来春のNACS本公演で必ずまたお会いしましょうね
<おまけ>
入り口で渡されたサイリウム
ラッキーなことに貴重な笛付きをget
『笛吹くなって言ってるだろ!!』って洋ちゃんに怒られました(笑)