【現代思想とジャーナリスト精神】

志位和夫氏のみごとな大義論

志位和夫氏の見事な大義論
             櫻井智志


日本共産党志位和夫委員長が、日刊ゲンダイ編集部ときょうの新聞でインタビュー
応じている。その中で次の一節に目がとまった。



「今度の岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投票)では現職の達増拓也知事を自主的に応援することを決めました。これは震災復興、被災地の皆さんのためです。宮城県は医療費や介護保険の減免措置を打ち切ったが、岩手県は継続してきた。県立病院も再建する。達増さんは被災者に寄り添って活動している。こうして大義がおのずと明確になってくる状況になれば対応しているし、今後も対応していきます。」



森で社共などの政党と市民団体が推薦した大竹進医師が、社共陣営での史上トップの得票率を獲得した。福島県でもくまさか義裕候補は得票差はあったが、大義ある堂々とした闘いぶりだった。東北に接する北関東の共産党推薦の市民団体候補のはぎわら貞夫氏が教育労働運動畑から粘り強くいま闘っている。その延長に岩手県知事選があり、これは情勢によっては生活の党の小沢一郎氏と共通して反安倍政権を闘う局面も予測される。






 6月の森、7月の群馬、8月の埼玉、9月の岩手。県知事選がいま熱く燃えている。場合によっては、連動してかつての革新メガロポリスのように、北部日本のルネッサンスにアプローチしていくこともあり得よう。

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