水月光庵[sui gakko an]

『高学歴ワーキングプア』著者 水月昭道 による運営
※お仕事連絡メールに一両日中の返事がない場合は再送願います

『高学歴ワーキングプア』 18時に第二章無料公開!です

2020年05月12日 | 庵主のつぶやき
皆さま、お世話になります。

たった今、光文社新書編集部編集長からご連絡がありました。

先日から全文無料公開が始まった『高学歴ワーキングプア』の続きについてです。

本日18時にいよいよ「第二章」が公開!されるそうです。
どうぞお楽しみに!

2020/05/12


下記、新刊もどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

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『高学歴ワーキングプア』が全文無料公開に!

2020年05月11日 | 庵主のつぶやき
本日は、ひとつアナウンスをさせて頂きます。

著者最大のベストセラー『高学歴ワーキングプア』(光文社新書)が、本日から出版社経由のnoteにて無料公開になりました!

2020年5月20日に刊行される新刊『「高学歴ワーキングプア」からの脱出』を控え、出版社ならびに著者からのサプライズとさせていただきます。

まだ未読の方もこの機会にぜひ!ご笑覧たまわれましたら幸いです💕



下記、新刊につきましても、どうぞよろしくお願いします<(_ _)>




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あの『高学歴ワーキングプア』(光文社新書)が無料公開に!

2020年05月09日 | 庵主のつぶやき


【あの「高学歴ワーキングプア」(光文社新書)が無料公開になります!】

著者最大のヒット作である「高学歴ワーキングプア」がこの度、無料公開になります!



先ほど、光文社新書編集部編集長から連絡があり、
5/18予定の新刊『「高学歴ワーキングプア」からの脱出』に先駆けて、
サプライズ準備進んでます!とのこと。


本書の原点となった
『高学歴ワーキングプア』
note上で今後段階を踏んで無料公開していくとのことなので、
どうぞお楽しみに!




新刊『「高学歴ワーキングプア」からの脱出』(光文社新書)のご予約はコチラ👇から

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ガキドウに……「高学歴ワーキングプア」からの脱出

2020年05月08日 | 庵主のつぶやき
オレ……コレガウレナカッタラ マジ……ガキドウ ニ オチル……フォロワーサン……ゼヒ ヒロメテ モラエルト……タスカリマス 

ご予約 ぜひ!


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☆新刊 「高学歴ワーキングプア」からの脱出 (光文社新書)、予約開始! 200505更新

2020年05月06日 | 庵主のつぶやき
☆新刊 「高学歴ワーキングプア」からの脱出 (光文社新書)、いよいよ予約スタートです!


執筆過程の面白話をここに記しておきます!よければ。
(じわじわ追加していきます!)


☆新刊執筆秘話01

本書の企画は早くに決まってましたが書き始めるまでに執筆人生で初というくらい時間を要しました。
悩んでいた時にある本と出会い解決。
バッタ博士の本でした!



☆新刊執筆秘話02

バッタ博士の本に刺激を受け、自著の方向性も明確になったのです。
それもあり、本書ではバッタ博士との対談ともなりました。



☆新刊執筆秘話03

バッタ博士はお酒が強かった!
さすがは秋田の人!だった。




☆新刊執筆秘話04

本企画の最初の打ち合わせの時、編集長から誘われたレストランの「糖質制限だけどコース料理」は絶品にゃした!



☆新刊執筆秘話05

これは著者の体調を心配してくださった編集長からのお誘いでした。書き手を大事にする出版社の心意気に癒やされた一日でした。


☆新刊執筆秘話06

本企画でバッタ博士と対談したあとの打ち上げは焼肉でしたのにゃ!
久々にいいお肉を前にしながら、会話も弾み、お陰で疲れが吹き飛んだのでした🐈


<続>


☆☆下記本と同日発売の新刊 「高学歴ワーキングプア」からの脱出 でバッタ博士の前野さんと対談してます!

(「高学歴ワーキングプア」からの脱出、水月昭道、光文社新書)



『バッタを倒しにアフリカへ』、が
『ウルド昆虫記』に! 小学校低学年から読める児童書版発売決定 | ほんのひきだし

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新刊:「高学歴ワーキングプア」からの脱出、光文社新書、2020年05月18日発売予定

2020年04月08日 | 庵主のつぶやき
これまで(案)とついていた仮タイトルから確定タイトルになりましたのにゃ。


 ※2020年5月18日発売予定!


「高学歴ワーキングプア」からの脱出

 水月昭道著、(光文社新書)


 売れたらいいニャア🐈💖


 現在、ゲラなおしの最中でしてにゃ、四月下旬から五月頭にかけて、いろいろと新しいイベントやらを予定しているからにゃ🐈

 心配なのは新型コロナウイルスの勢いだにゃ。無事に予定どおり出版できたとして、あとはどれくらいの人が手にとってくださるかニャア。。🐈

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新型コロナウイルス下での葬儀および法事への参列と対応について 現役の住職が回答

2020年04月08日 | 庵主のつぶやき
緊急事態宣言がなされるなか、新型コロナウイルス下での葬儀や法事についての問い合わせが全国的に急激に増えている模様です。
ここではまず、現役住職として葬儀に参列する際の問題点と課題およびその無視できない危険性についてお答えいたします。
法事については別ページを立ち上げます。

現役住職として、以下に、推奨環境をまず示します。

・葬儀は二親等以内で実施
・長距離移動がある方は辞退を
・全員マスク着用
・お斎は弁当持ち帰りで対応を
・法事は延期も可能
・体調が少しでも悪ければ辞退を
・子どもや赤ちゃんを連れてこない
・お悔やみのご仏前は可能なら電子決済で

上記の推奨を守らねば、皆さんの生命の安全は保証できません。
なぜなら、クラスターが発生する可能性が極めて高いからです。


可能であれば、適切に勇気を持って葬儀参列辞退をして身を守ってください。
特に、葬儀会場の場合はメガクラスターの危険性すらありますので。

以下にその訳を記します。

まず、葬儀会場には「密集・閉鎖・近距離での会話」の3密条件が完璧に成立しています。
その上で、喪主さんが高齢の場合が多く、コロナウイルスに対する認識が極めて甘いことがあります。

たとえば、

①コロナがまだ身近じゃないため警戒心が薄い
②葬儀の場でマスクは失礼との認識がまだまだ強い
③要請や指導がどこからもないので「この程度で大丈夫だろう」と甘い判断をしがち
④飲食がセットであり断りにくい雰囲気をつくる

という具合にです。

葬儀というのは礼儀やしきたりが重視されます。
だから、マスクだって外します。特に上の世代の方においてほどそれは顕著です。
それが次なる危機を呼ぶことを知っていながらも礼儀の上で断れないのです。

さらには、遠くからの親戚や友人も参列します。
緊急事態宣言の対象都市からもです。

しかし、法的には個人の行動を制限下におくものではありませんので、基本的には自主的な自粛をしていただくほかありません。
加えて、葬儀社も僧侶も葬儀の参列者それぞれに対してそこまでの強制力は持ち得ません。
最終的には喪主様ご家族の判断で方向性を決めていただくわけですが、それすら統一的ではありません。

このような中で実はまずもって一番心配なのは葬儀社スタッフの対応と彼らの健康についてです。
彼らはたとえ会社からマスク着用許可をもらっていても実際にはできませんし、していない場合が実際多いのです。
喪主様が「マスクを着用するスタッフを見るとイヤな顔をされる場合がある」からです。

そんななか、
連日100名を超える集団が居る閉鎖的環境で、マスク無しの挨拶が飛び交う中で彼らは働いてます。
感染の危険性は極めて高いでしょう。

ご遺族にとってもこうした環境はまた同様に危険ともなるのです。
ただでさえ気を落としていてストレスは高く抵抗力は落ちている状態です。

そこに、過密空間で換気が悪くマスクもない状態で、参列者との挨拶をずっと続ける。
さらには上記環境で働かざるをえないスタッフたちとも密に交流する。
そうした全ての要素が危険度を一気に引き上げているのです。

どこが責任をもってこのことへの対応をするのか? と言えば現状はその全てが個人任せでありご家庭任せなのです。
今が実は最も危険な状態とも言えるのです。

だからこそ、勇気を持って葬儀の一般参列については辞退をしていただきたいのです。


以上のような情報発信を先駆けてやっておりましたところ、やはりというかもう十分にそれは危惧されていましたけれども、私の予想どおりの事態が発生——葬儀場でのクラスターがでてしまいました。


松山で同じ通夜や告別式に参列、4人が感染 : 国内 : ニュース

新型コロナウイルスの感染拡大で31日、新たに東京都や千葉県などで計23人の感染が判明した。クルーズ船を除く国内の感染者は計2013人となった...

読売新聞オンライン

 

※松山で、葬儀参列者に集団感染


葬儀に参列したばかりに、感染して、次は自分の番になった、というシャレにならない事態を避けるために、葬場クライシスを発信してきたつもりですが、本当にそれは起こりました。

繰り返しますが、現状、葬儀会場のリスク管理は十分にはできていません。
もちろん葬儀社は頑張っておられますが、前述のようにそれ以外の理由が大きいのです。

再度まとめると、
①参列高齢者の意識が低すぎる
②彼らはマスク着用を要請してもきかない
③さらには唾を飛ばしながら話す
④そもそもマスクが入手できていない
⑤人や物にベタベタ触る

葬儀社側は入口にアルコール消毒液などを準備しておりますが、声をかけても使わない人もいます。

また、参列者の人数が100人単位になるためスタッフだけではコントロールが難しい状況です。

「礼儀を重視して」スタッフには「マスク非着用」が求められてしまう場面すら普通なんです。

僧侶側でも、もちろんご遺族や参列者やスタッフにも等しく声をかけますが強制はできないのです。


見てきたように、だから葬儀場はクラスターの温床なのです。
北海道に住まわれる著名な感染症専門医であるお医者様もそのことを声を大きくして指摘されています。


岸田直樹【コビットファイター/感染症専門医】MD,MPH, 三児(男×3)父、kiccyはキッシー on Twitter

“北海道でも
葬儀場は
クラスタの一つとなってます

ライブバー との
共通点が多いです
(...

Twitter

 


※「葬儀場は クラスターの温床」

真剣にこの声に耳を傾けて皆さん自身で身を守る行動を取りましょう。

葬儀でマスクを着用することはこのご時世では「最高の正義」で仏様も最も喜ばれます。



最後のお別れをする場では、皆が体調が多少悪くても参列してしまい、加えて思い出話などを3密の環境で行ったりもします。

葬儀に参列しなければ白い目で見られるのではなかろうかといった危惧がもあろうかと思います。

しかし、ここで改めて申し上げておきます。
この緊急事態状況下ではそれは決して 裏切り者 なんかではありません。

皆さまにおかれましては、どうぞ科学的情報と思考にて、自らの生命と大事なご家族の命と未来をお守りくださるよう賢明なる行動をとられますことを僭越ながらお願い申し上げます。



以下、現役の住職として、こうした緊急時は葬儀に参列しなくとも大丈夫ということを、ここで皆さまに申し上げておきたく存じます。そのかわりにこれをすればいいですよということを下記にまとめておきます。

・葬儀の一般参列は辞退して大丈夫だからね
・そのかわりに、手紙とご仏前を送ればいいからね
・落ち着いたらゆっくりお参りしてあげてね
・決して不義理じゃないからね、安心してね
・自分と周りの人の命を守ることを最優先してね


それでも葬儀への参列をなされる場合については、以下のことをどうぞご留意くださいませ。

・手をアルコール消毒
・マスクは必ず着用
・近づいたり大声で話さない
・相手に触らない
・体調が悪くなれば途中でも退場する勇気を!
・なるべく子どもは連れてこない
・御斎は遠慮または弁当につめてもらい持ち帰る
・御斎に参加の場合は決してお酒を飲まない
 (態度が緩くなり唾がかかる範囲で大声でしゃべるなど危険性が増すため)
・なるべく長居しない

※※超重要事項として
・スタッフにマスク着用を依頼する





※最後に喪主様へ
葬儀の場における最高責任者であり最終決定権を持ちうるのはあなた様です。

突然のことで戸惑うこと分からないことも多いかと思います。しかし、次の二点についてだけは是非ご承知おきください。

①葬儀社はあなた様の意向に従うよう努力しますので、ぜひスタッフならびに「マスク着用依頼」を強くなされてください。参列者へのマスク着用の徹底およびアナウンスもご依頼ください。

②お斎についても、ぜひ「お弁当で」とご依頼ください。なにも依頼をなされなければ会場もしくは提携飲食店での食事になる可能性が高いです。

なお、参列者へのご連絡については、このご時世ですので二親等までの範囲が望ましかろうと考えます。なるべく少ない人数での実施と命の安全の確保がこの場合残された者の義務と心得ましょう。



各自の賢明なるご判断と適切な行動により、残された人たちの命が守られることを仏さまも最も強く願っておられることと思う次第です。

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新刊『(案)高学歴ワーキングプアからの脱出』のご案内、05月18日刊行予定、光文社新書

2020年03月20日 | 庵主のつぶやき
大変ご無沙汰しております。

本日は新刊のご案内です。

2020年05月18日に光文社新書から新刊が出る予定です。

タイトル(案)は現在のところ
「高学歴ワーキングプアからの脱出」となっております。

どうぞお楽しみに!

合掌

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それこそが「高学歴ワーキングプア」 02

2019年04月30日 | 庵主のつぶやき
「高学歴ワーキングプア」とは、もともと「博士号」取得者レベルの人材が、そのハードワークにもかかわらず、適正な賃金を得られていないことを指すワードであった。

いまや、それは更に広く解釈されて、いわゆる高度な知識・技能を要する仕事に就くために、長い時間をかけて教育を受け能力を磨いてきた人たちが、にもかかわらず生活に困窮するような状態におかれながら、それでも求められる高度な仕事については責任を持って、半ばボランティアのような形でやり続けている状態を、自虐的に表現する言葉としても用いられるようになっている。(だって、そんなこと、笑い飛ばさないとやってられないわけで)

そんな高学歴ワーキングプアに当てはまるのが、
「末は博士か大臣か」の「博士」たちのほかに、コンビニより多くなったといわれる「歯科医院」。経営難のところが増えているそうだ。
それから、大増産される予定だったが途中で方針転換が行われ宙ぶらりんになっている「法科大学院」卒者も。
臨床心理士なんかもそうだし。
ついでと言っちゃなんだが、美大や音大は昔から酷いとは知られた話でありましょう。

逆に、看護系は「客が新たに呼べる」という発想を持った大学が多かったのか、この十五年くらいのあいだに乱立したが、教壇に立つことができそうな人材の供給が追いついていなかったこともあり、超売り手市場に陥った。
だから、まずは先に教壇に立つようになってから、大学教員免許の側面も有する「博士号」をそれからやっと得るという逆転現象すら珍しくないほど。

高学歴ワーキングプア問題は、やっぱり、市場における需給バランスの問題なんです。。
自己責任じゃないので、若手研究者は誇りを決して失わず仕事に従事してほしい。

平成とは、高学歴ワーキングプアが生まれ、増産され、消耗され、忘れさられていく時代であったように思う。

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それこそが「高学歴ワーキングプア」 01

2019年04月19日 | 庵主のつぶやき
高学歴ワーキングプアがなぜこれほど多く生まれているかといえば、ひとえに需給バランスが崩れているから。

教育機関は、営利を目的としてないから税制上も優遇され助成金を得られているが、一方で、だからこそ必要な教育研究費や設備資金の捻出がなかなかに難しくなるという現実もある。なにせ、営利を考えないという前提があるから。
その状態で、十分な教育の質的保証も無論要求される。
質の高い教育を行うには、高度な人材が必要だが、必要数全部を雇うとなると当然だがコスト高となる。それは、営利を目的としない以上、資金繰りに難(多大なリスク)を伴う。

だがもし、市場にそうした高度な能力を持っていてさまざまな潰しがきく優れた人間が山ほど(国策で増やされて)居て、しかも、そのほぼ全員が高等教育の場に仕事を欲している状況であり、且つ、高度人材は必要だが金は無い大学がそれでもデキル教育・研究者を欲しているとしたら、どういうことが起こるか。

「金は出せませんけど、それでも来てもらえますか?」
「本当はちょっと困るんだけど、背に腹はかえられぬ」
こんな形で引き受けざるを得ないのではなかろうか。

それこそが「高学歴ワーキングプア」なのである。<続く>

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