水月光庵[sui gakko an]

『高学歴ワーキングプア』著者 水月昭道 による運営
※お仕事連絡メールに一両日中の返事がない場合は再送願います

読売新聞【著者来店】

2009年10月26日 | 庵主のつぶやき
『アカデミア・サバイバル』、読売新聞の著者来店コーナーに掲載されました。

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『アカデミア・サバイバル』、読売新聞に載りました!

2009年10月19日 | 京都ぶらり [書 評]
本日(18日、日曜日)の読売新聞(朝刊)にて、拙書『アカデミア・サバイバル』が取り上げられました。【著者来店】のコーナーです。ネット上では、20日(火曜日)あたりに公開になるようです。

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再燃!「高学歴ワーキングプア」問題

2009年10月12日 | 庵主のつぶやき
先週の4日(日曜日)を境に、「高学歴ワーキングプア」問題に関する議論があちこちで再燃している。


小生が『高学歴ワーキングプア』(光文社新書)を上梓したのが2007年10月だから、ちょうど二年ぶりになるだろうか。


きっかけは、『IT media エンタープライズ』が提供する「日曜日の歴史探検」コーナーでの「高学歴ワーキングプアとは何か」という記事。

全四回の連載を予定という。11日には、「余剰博士は無用の長物か」が、二回目の記事として載った。


残りはあと二回もあるので、現時点ではなんとも言えないが、『高学歴ワーキングプア』という〝新語〟をつくり、これを社会問題として提起し、その解決に全力を尽くしている者としては、いろいろと思うところもある。

特に、二回目の記事は、本問題をどのような立場から捉えようとしているのかが見えにくく、個人の問題という流れが再び出てくる不安も拭えない。

第三回目では、ポスト、特に〝特任〟などといった枕が、わざわざ付く職階名の訳などを取り上げるそうだ。なぜ「講師」「准教授」ではないのか、どうして、〝特任〝講師/〝特任〟准教授と、変な呼称になるのか等の、背景を含む丁寧な表現を、前島梓氏の筆に期待している。

余談だが、『アカデミア・サバイバル -「高学歴ワーキングプア」から抜け出す-』(中公新書ラクレ)、東大生協(駒場)で新書ランキング1位(12日調べ)ということで、お買い求め頂いた方には、ただただ感謝するばかりである。なんとか、一人でも多くの博士たちに生き残って頂き、本問題解決への道を協同して切り開いていって欲しいと切に願っている。


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見つめたい、道草の効用

2009年10月10日 | 庵主のつぶやき
産経ニュース(2009年10月08日)の【生活面】にて、道草のことが取り上げられました。私もコメントしています。

広がる「道草」できる街づくり 子供の社会性、豊かな心はぐくむ【産経ニュース 2009年10月08日】


十年前、ある場所で道草の発表をした時、「あなたは子どもに道草をさせようというのですか」と非難されました。そのことを思い出すと隔世の感がありますね。

道草には、子どもの発達にかかせない数々の効用があることがわかっています。
興味がある方には、是非、下記の書物を手にとって頂ければと存じます。

『子どもの道くさ』

『子どもが道草できるまちづくり』



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テーマ決めとフィーリング

2009年10月04日 | 庵主のつぶやき
書き物のテーマを決めるとき、いろいろと考えたりしますよね。私もこれでいつも悩むのですが、最終的には、フィーリングでコレ!といった感じになることが多いように思います。

いま、これが書きたいのだ!という〝想い〟を探してきて、それを整理するという感じでしょうか。

ただ、テーマごとにバランスを無意識にとっていることに、最近、気がつきました。たとえば、博士問題ではわりと辛口に、一方、道草論はその対極ですごく爽やかになったりというような。

書いていて、若干気持ちが重くなるとします。すると、次には、軽やかなものを扱いたくなるのです。

最初は自分でも不思議でしたが、このバランスがあって、テーマがそれぞれうまく成立しているようにも思うのです。

まるっきり反対のものを扱うことで、それぞれの色が鮮やかになるようで、そこがなんとも面白く感じられます。






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私立大学の経営難と高学歴ワーキングプア

2009年10月01日 | 庵主のつぶやき
いよいよ後期が始まりましたね。
授業等で大変忙しい毎日となる方も多いかと思います。
まずは、冬休みまで健康に気をつけたいですね。

さて、先月18日付の毎日新聞(朝刊)に投稿した拙論が、下記にアップされております。ご笑覧ください。

コストの削減で非常勤講師らが苦しむ現状維持ではなく将来への教育と経営を」,水月昭道,『毎日新聞』朝刊:【22面 論点】2009年09月18日

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