TCAの発表する毎月の事業者別の加入者数で、2004年度を振り返ってみると、事業者毎の好不調が明確になってくる。
2004年度純増数合計ではauが首位となったが、パケホーダイなどで巻き返しを図ったDoCoMoがFOMAの好調で後半はauをリードし続けた。
二強のつばぜりあいで、ボーダフォンとツーカーは蚊帳の外に追いやられてしまった。特にボーダフォンはハッピータイムを廃止した「サービス改悪」の6月末以降ユーザー離れが加速して、どんどんと下降していった。
【特別企画】2004年度はauの純増が1位、果たして2005年は!?――2004年度のTCA発表を振り返る
3位グループのボーダフォンとツーカーが純減を続けるようになり、3位に浮上してきたのがWILLCOMだ。撤退の続くアステルユーザーを吸収したりして、着実に純増を続け、初の音声通話定額プランの発表により、かなりの注目を集めていて、2005年度は台風の目になりそうだ。
ボーダフォンはこの一年で3回も社長交代していて、業績の低迷と経営の混迷が顕著となった1年だった。サービスの改悪によって始まったユーザー離れ対策として、最近発表した家族通話定額プランなどを発表し、どの程度ユーザー離れを食い止めらめるのかが注目だ。家族通話定額が本格的に始まるのが11月であり、その前に7月からキャンペーンを始める。逆に言うと、その前までは目新しい材料がなく、あと二ヶ月ちょっとは苦戦が続きそうだ。
2004年度純増数合計ではauが首位となったが、パケホーダイなどで巻き返しを図ったDoCoMoがFOMAの好調で後半はauをリードし続けた。
二強のつばぜりあいで、ボーダフォンとツーカーは蚊帳の外に追いやられてしまった。特にボーダフォンはハッピータイムを廃止した「サービス改悪」の6月末以降ユーザー離れが加速して、どんどんと下降していった。
【特別企画】2004年度はauの純増が1位、果たして2005年は!?――2004年度のTCA発表を振り返る
3位グループのボーダフォンとツーカーが純減を続けるようになり、3位に浮上してきたのがWILLCOMだ。撤退の続くアステルユーザーを吸収したりして、着実に純増を続け、初の音声通話定額プランの発表により、かなりの注目を集めていて、2005年度は台風の目になりそうだ。
ボーダフォンはこの一年で3回も社長交代していて、業績の低迷と経営の混迷が顕著となった1年だった。サービスの改悪によって始まったユーザー離れ対策として、最近発表した家族通話定額プランなどを発表し、どの程度ユーザー離れを食い止めらめるのかが注目だ。家族通話定額が本格的に始まるのが11月であり、その前に7月からキャンペーンを始める。逆に言うと、その前までは目新しい材料がなく、あと二ヶ月ちょっとは苦戦が続きそうだ。