ボーダフォンのメールとWebの定額サービスが始まった。7月1日には家族間通話の無料キャンペーンも始まり、この夏、同社は3つの定額サービスで携帯電話市場に新たなチャレンジを行なう。
3つの定額サービスで「反転攻勢」を狙う
PHSを除いて、「メール定額」と「家族通話定額」は携帯電話初であり、DoCoMoやauもまさかそこまでやるとは・・・と驚いているに違いない。しかし、最近のボーダフォンのサービスには「ただし△△は除く」という条件がつく場合がほとんどなので要注意だ。
「メール定額」と「デュアルパケット定額」は3Gのみのサービスなので、今売れ筋のV603TとV603SHは対象外なのだ。このサービスを使うためには不具合の出ている902SHか802SHを選ばざるをえなくなってしまう。(不人気機種でよければ、別の3G機種を選ぶ事は可能)販売上の主力機と新しいサービス内容がまったくリンクしていないのだ。これでは新しいサービスもすんなりと受け入れられない可能性がある。
端末の機能優先でV603TやV603SHを選ぶか?サービス優先で902SHか802SHを選ぶか?というジレンマにユーザーはおちいることになる。なぜ売れ筋の機種が両サービス対象外なの疑問に思うかもしれないが、新サービスを餌に3Gへの移行をうながしたいという事情がボーダフォンにはある。これはDoCoMoのFOMAとパケホーダイの関係に似ている。DoCoMoはそれでmovaからFOMAへの移行に成功した。しかし、ボーダフォンの3Gは先日も数時間に渡ってネットワーク障害が発生していて、いくら定額制でもそもそもサービスが利用できなくては何にもならないという状況にある。そういう事情を知っているとますます3Gへの移行は時期尚早と思えてくる。
DoCoMoやauも3Gだけがパケット定額制を利用できるようにしているが、3Gネットワークのエリア、信頼性という点ではボーダフォンは両社に大きく遅れをとっているため、新サービスのためだけにボーダフォンの3Gを利用するというのはかなりの覚悟が必要となってくる。新サービス開始となる今月のユーザーの反応が悪いと、ボーダフォンの反撃のプランは出だしからつまづいてしまう事になるだけに、ユーザーに新サービスが受け入れられるかがとても注目される。
3つの定額サービスで「反転攻勢」を狙う
PHSを除いて、「メール定額」と「家族通話定額」は携帯電話初であり、DoCoMoやauもまさかそこまでやるとは・・・と驚いているに違いない。しかし、最近のボーダフォンのサービスには「ただし△△は除く」という条件がつく場合がほとんどなので要注意だ。
「メール定額」と「デュアルパケット定額」は3Gのみのサービスなので、今売れ筋のV603TとV603SHは対象外なのだ。このサービスを使うためには不具合の出ている902SHか802SHを選ばざるをえなくなってしまう。(不人気機種でよければ、別の3G機種を選ぶ事は可能)販売上の主力機と新しいサービス内容がまったくリンクしていないのだ。これでは新しいサービスもすんなりと受け入れられない可能性がある。
端末の機能優先でV603TやV603SHを選ぶか?サービス優先で902SHか802SHを選ぶか?というジレンマにユーザーはおちいることになる。なぜ売れ筋の機種が両サービス対象外なの疑問に思うかもしれないが、新サービスを餌に3Gへの移行をうながしたいという事情がボーダフォンにはある。これはDoCoMoのFOMAとパケホーダイの関係に似ている。DoCoMoはそれでmovaからFOMAへの移行に成功した。しかし、ボーダフォンの3Gは先日も数時間に渡ってネットワーク障害が発生していて、いくら定額制でもそもそもサービスが利用できなくては何にもならないという状況にある。そういう事情を知っているとますます3Gへの移行は時期尚早と思えてくる。
DoCoMoやauも3Gだけがパケット定額制を利用できるようにしているが、3Gネットワークのエリア、信頼性という点ではボーダフォンは両社に大きく遅れをとっているため、新サービスのためだけにボーダフォンの3Gを利用するというのはかなりの覚悟が必要となってくる。新サービス開始となる今月のユーザーの反応が悪いと、ボーダフォンの反撃のプランは出だしからつまづいてしまう事になるだけに、ユーザーに新サービスが受け入れられるかがとても注目される。