フィギュアスケートの世界選手権は25日、当地で女子のフリーを行い、ショートプログラム(SP)で村主章枝が合計209.74点で自己最高の2位に輝いた。
SP3位で初出場16歳のキミー・マイズナー(米国)が合計218.33点で優勝。トリノ五輪銀メダリストのサーシャ・コーエン(米国)は3位だった。
そのほか日本勢は、中野友加里が195.65点で5位、恩田美栄が172.46点で11位だった。
フィギュアスケート=世界選手権で村主が自己最高2位
村主はトリノオリンピック後も気を緩めることなくよく頑張った。
中野も次のオリンピックに向けて好発進というところだろうか。
SP首位のコーエンは3位に退いてしまい、トリノオリンピックに続き3位に終わった。
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フィギュアスケートの世界選手権最終日は25日、当地のサドルドームで女子のフリーを行い、トリノ冬季五輪4位の村主章枝(25)=avex=が通算209・74点で銀メダルを獲得した。
トリノ五輪6位の16歳、キミー・マイズナー(米国)が初優勝した。
初出場の中野友加里(20)=早大=も5位に入り、日本女子は来季の出場枠「3」を確保。来年、東京開催の世界選手権に大きな弾みをつけた。
村主は表現力豊かな演技で、2002年、03年の3位を上回る自己最高位。世界選手権で3度目のメダル獲得は、1989年優勝、90年2位の伊藤みどり、02、03年3位の本田武史を上回り、日本選手で最多。
村主が「銀」 来年東京開催、3枠確保
村主の世界選手権で3度目のメダル獲得は、日本選手で最多というのは立派だ。
また、村主と中野の活躍で、来季の東京開催の世界選手権への日本人出場枠3を確保したのも大きい。
まさに日本の女子フィギュア全盛時代をリードしてきたのは村主とも言えそうだ。