土曜日に小雪が降る中、いくつかの携帯電話コーナーを見て周ったが、すでにどこの店にも通常販売新規1円などの表示はなくなっていた。
dynaboys BLOG 【ホワイトプラン】心配される端末難民
「ホワイトプラン」開始時には「新スーパーボーナス」との併用では、特別割引額が980円を上回っているために、現実的には980円ぽっきりでは使えないという矛盾が生じていた。
そこで、一部の販売店では、ボーダフォンロゴ端末の在庫処分の名目で新規1円で通常販売されていた。
そして、19日から一部の機種の「新スーパーボーナス」の価格改定により、特別割引額が980円となり、やっとこの問題は解消されたかに思えた。
この影響なのか、ボーダフォンロゴ端末の在庫処分が完了したのか、19日以降には新規1円での通常販売はどこにも見当たらなくなった。(どこかにはまだあるかもしれないが、私が歩き回った約20店舗にはなかった。)
一般の人なら、近所の販売店を一つか二つ周ってみて、そこに安い端末がなければ、「なんだ。基本料980円というのはひっかけで、実際は月に2千円近くかかるんじゃないか。DoCoMoやauは新規0円という端末もあるのに・・・」という事になりかねない。
今回の「新スーパーボーナス」の価格改訂でせっかく980円ぽっきりで「ホワイトプラン」が使えると喜んでいたのが、ボーダフォンロゴ端末の在庫もほとんどの販売店でなくなりつつあり、一部の販売店での売れ残り端末を必死に探す必要が出てくる。このままでは再び端末難民問題が浮上してきそうだ。
この週末は「ホワイトプラン」に人気が集まり、ソフトバンク売り場は賑わっているようだが、その契約者が増えるにしたがって、安い端末不足がますます深刻ととなりそうだ。
携帯電話はユーザーのニーズにあった料金プランと端末ラインナップという「左右の車輪」がバランスしてこそ、幅広いユーザーから支持され、ユーザーが増える。しかし、今のソフトバンクにはまだそれがわかっていない。安い料金プランだけ用意すれば、ユーザーは黙って端末の2年ローンに入り、ソフトバンクは黙っていてもユーザーが増え続けると安易に考えているようだ。
安い料金プランのために、端末もできるだけ安く済ませたいというユーザー心理に応えるだけの機種のラインナップと在庫が十分に用意されていない状況では、「ホワイトプラン」の加入者も思うようには伸びないのではないだろうか?
問題は低価格端末だけではない。今でこそ、ソフトバンクのフラッグシップモデルの910SHと911SHはソフトバンクからしか発売されていないが、数ヵ月後にはDoCoMoとauからもAQUOSケータイは発売される。
発売当初はそれなりに高い価格だろうが、半年後か一年後には新規1円で販売される可能性も十分にある。そうなった時に、ほぼ同等の911SHを好んで2年ローンで買うユーザーはどの程度いるだろうか?
そろそろ「新スーパーボーナス」の仕組みも大幅見直ししないと、ユーザーから敬遠されてしまう可能性がある。
dynaboys BLOG 【ホワイトプラン】心配される端末難民
「ホワイトプラン」開始時には「新スーパーボーナス」との併用では、特別割引額が980円を上回っているために、現実的には980円ぽっきりでは使えないという矛盾が生じていた。
そこで、一部の販売店では、ボーダフォンロゴ端末の在庫処分の名目で新規1円で通常販売されていた。
そして、19日から一部の機種の「新スーパーボーナス」の価格改定により、特別割引額が980円となり、やっとこの問題は解消されたかに思えた。
この影響なのか、ボーダフォンロゴ端末の在庫処分が完了したのか、19日以降には新規1円での通常販売はどこにも見当たらなくなった。(どこかにはまだあるかもしれないが、私が歩き回った約20店舗にはなかった。)
一般の人なら、近所の販売店を一つか二つ周ってみて、そこに安い端末がなければ、「なんだ。基本料980円というのはひっかけで、実際は月に2千円近くかかるんじゃないか。DoCoMoやauは新規0円という端末もあるのに・・・」という事になりかねない。
今回の「新スーパーボーナス」の価格改訂でせっかく980円ぽっきりで「ホワイトプラン」が使えると喜んでいたのが、ボーダフォンロゴ端末の在庫もほとんどの販売店でなくなりつつあり、一部の販売店での売れ残り端末を必死に探す必要が出てくる。このままでは再び端末難民問題が浮上してきそうだ。
この週末は「ホワイトプラン」に人気が集まり、ソフトバンク売り場は賑わっているようだが、その契約者が増えるにしたがって、安い端末不足がますます深刻ととなりそうだ。
携帯電話はユーザーのニーズにあった料金プランと端末ラインナップという「左右の車輪」がバランスしてこそ、幅広いユーザーから支持され、ユーザーが増える。しかし、今のソフトバンクにはまだそれがわかっていない。安い料金プランだけ用意すれば、ユーザーは黙って端末の2年ローンに入り、ソフトバンクは黙っていてもユーザーが増え続けると安易に考えているようだ。
安い料金プランのために、端末もできるだけ安く済ませたいというユーザー心理に応えるだけの機種のラインナップと在庫が十分に用意されていない状況では、「ホワイトプラン」の加入者も思うようには伸びないのではないだろうか?
問題は低価格端末だけではない。今でこそ、ソフトバンクのフラッグシップモデルの910SHと911SHはソフトバンクからしか発売されていないが、数ヵ月後にはDoCoMoとauからもAQUOSケータイは発売される。
発売当初はそれなりに高い価格だろうが、半年後か一年後には新規1円で販売される可能性も十分にある。そうなった時に、ほぼ同等の911SHを好んで2年ローンで買うユーザーはどの程度いるだろうか?
そろそろ「新スーパーボーナス」の仕組みも大幅見直ししないと、ユーザーから敬遠されてしまう可能性がある。