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【11月の携帯・PHS契約数】ソフトバンクがMNPでも首位

2007年12月07日 17時21分55秒 | ケータイ
 電気通信事業者協会(TCA)は、2007年11月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。ソフトバンクは純増数で首位を維持し、MNPの転入超過でも初めて1位となった。一方、PHSのウィルコムは10月から2カ月連続で純減を記録している。

 11月の携帯電話の純増数は、19万1,600件でソフトバンクモバイルがトップ。KDDIは6万5,400件の純増で、内訳はau単体で10万7,200件の純増、ツーカーが4万1,900件の純減。NTTドコモは4万8,200件の純増となった。発表されたデータでは、携帯電話の累計契約数が9,997万200件となっており、1億件突破は時間の問題となっている。

 第3世代携帯電話では、ドコモが56万2,500件、ソフトバンクが42万6,300件、auが11万9,300件の純増。インターネットサービスは、Yahoo!ケータイが12万1,500件、EZwebが7万6,600件、iモードが4,100件の純増。

 PHSでは、ウィルコムが2万1,600件の純減となった。同社は8月に1万3,900件の純減、10月に2万3,100件の純減を記録し、続く11月は全国10地域すべてで純減を記録した。

 ドコモのPHSは3万4,700件の純減。PHS全体も5万6,300件の純減で、累計は485万2,600件となっている。

 MNPを利用した契約数は各社が明らかにした。転入と転出を差し引きした各社の結果は、ソフトバンクが3万3,000件のプラスで、同社の転入超過として過去最高となった。KDDIは2万5,100件のプラスで、内訳はauが2万6,800件のプラス、転出のみのツーカーが1,700件のマイナス。ドコモは5万8,100件のマイナス。


11月の携帯・PHS契約数、ソフトバンクがMNPでも首位に

 11月の純増数はソフトバンクが19万、KDDIが6万5千(auが10万7千)、DoCoMoが4万となり、ソフトバンクがダントツとなった。

 ソフトバンクはついにMNPでも初の首位となり、auの減速によりソフトバンクの独走は誰にも止められそうもない勢いだ。

 auは買い方セレクトによる改悪で、KDDIとしては前月の半分近くまで急ブレーキがかかってしまい、背後にDoCoMoの足音が聞こえてきた。10月は改悪前の駆け込み需要で盛り上がっていただけに、その反動はとても大きかったようだ。

 DoCoMoは11月下旬に発売したFOMA905iシリーズが大人気で、わずか数日でも純増に貢献しており、12月はこの勢いでauを抜く可能性が出てきた。
 しかし、iモードが4100しか増えていないところからすると、純増のほとんどはモジュール分という見方が出来そうだ。12月はiモードの数がどれくらい増えるのかが注目される。

 これだけダントツでソフトバンクが独走してしまうと、ソフトバンクがわざわざ無理して「新スーパーボーナス一括」セールをする必要もないと判断して、縮小してしまわないかという懸念がある。
 すでに980円端末の在庫はほとんどなく、最近では1280円端末の限られた機種しか「新スーパーボーナス一括」セールに登場しない状態となっている。あまりにソフトバンクが独走すると、「新スーパーボーナス一括」セールの今後にも影響しそうな気がする。

 深刻なのはウィルコムだ。8月、10月の純減に引き続き、11月も2万の純減となってしまった。しかも全国の地域での純減を記録しており、いまさらW-VALUEの値下げをしても、時すでに遅くという印象が濃厚になっている。
 この状況を打破するには、端末ラインナップの充実と料金の値下げしか方法は残されていないと思われる。しかし、端末ラインナップの充実には時間がかかるので、即効性ある解決策は最早料金の値下げとか家族割引の発表などしかなさそうだ。
 このまま有効な対策をしないと、ウィルコムの転落スピードが加速しそうだ。ウィルコムにはもっと危機感を持って欲しいところだ。
 イヤホンマイク端子もないnico+なんかを2万円(W-VALUE)なんかで売っている場合じゃないぞ!とウィルコムに言ってやりたい気分だ。ユーザーを馬鹿にしているとしか思えない価格設定だ。