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【SoftBank】2008年2月上旬から3Gのプリペイドサービスを開始

2007年12月14日 23時06分05秒 | SoftBank
 ソフトバンクモバイルは12月14日、2008年2月上旬から、3G携帯電話のプリペイドサービスを開始すると発表した。

 現在ソフトバンクモバイルがプリペイド端末を提供しているPDC(2G)サービスは、2008年3月31日をもって新規契約の申し込み受け付けを終了することが2006年8月31日に明らかにされている。新規契約の申し込み受け付けを終了した後も、同じPDC(2G)同士の機種変更や「あんしん保証パック」の各種サービス、故障修理などのアフターサービスなどを含むPDCのサービスは継続して提供するが、プリペイドサービスには依然としてニーズがあるため、3G携帯でもこれに対応するという。

 3G携帯でのプリペイドサービスの内容、料金などの詳細は、準備が整い次第発表する。


ソフトバンクモバイル、2008年2月上旬から3Gのプリペイドサービスを開始 - ITmedia D モバイル

 2Gサービスが来年3月末で新規受付を終了し、2Gサービス終了も発表を待つばかりとなっている状況だ。

 そこで一番問題となるのが、2Gにあって3Gにないサービスだ。

 ほとんどのサービスが3Gの同等のサービスにとって代わられている中、ステーション(特にお天気アイコン)とプリペイドサービスだけはいまだに3Gで開始されていない。

 3Gにもステーションに似たようなサービスはあるが、2Gのようなお手軽さがないような印象だ。特に一時期3Gお天気アイコンのサービスを提供しながらも、有料オプションに入る必要があるために、2Gのお天気アイコンのように手軽に利用できなくて、あまり利用されない結果となり、ついには3Gお天気アイコンは廃止になってしまった。

 それ以上に深刻なのが、2Gにしかプリペイドサービスがない点だ。

 2Gサービスの縮小を強引に推し進めているのに、いまだにソフトバンクには3Gのプリペイドサービスが用意されていない。こんなにギリギリまで3Gのプリペイドサービスを発表しないという事は、きっとソフトバンクはプリペイドサービス自体を辞めたいのだろうと誰もが感じていた。

 そこにこの「2008年2月上旬から3Gのプリペイドサービスを開始」というニュースが突然流れた。喜ばしい事なのだが、すぐには信じられない。

 そもそも、月額980円の「ホワイトプラン」や激安の「新スーパーボーナス一括」セールの登場により、もはやランニングコストではプリペイドサービスの存在価値は薄れてしまった。

 そんな状況だけに、なぜ今頃3Gプリペイドサービスを発表するのか?とても疑問でならない。

 「ホワイトプラン」や「新スーパーボーナス一括」セールでは本当の意味で、2Gプリペイドサービスの後継サービスにはなりえない。子供のパケットなどの使い過ぎの問題をすべての機種で実現するためにも、3Gのプリペイドサービスが必要と判断したのだろうか?

 仮に3Gのプリペイドサービスが開始した場合、どんな端末がプリペイド用に用意されるのだろうか?それともSIMの差支えで、どの機種でも簡単にプリペイド用として使えるようになるのだろうか?そうなれば喜ばしいが、さすがにソフトバンクでもそれは許さないためにも、何らかのプロテクトをかけるのだろうか?

 3Gのプリペイドサービスが開始するのにあわせて、2Gのプリペイド端末を3Gに機種変更させるプログラムも用意しているはずだから、その内容がとても気になる。