3週間もやってればもう筋肉痛もないし、降られなければ休む口実がない。
平たんコースも卒業してよかろうと、1周2.3km高低差20mのコースを中間に
決めておいて、そこへ行くまでに、近所の住人と認知してくれたシロんちを
通る2kmの第1ピリオド、にんじん畑を横目に戻ってくる1kmの第3ピリオドの
3部構成で歩き始めて2日目。時計回りだとだらだらと700mで20m下ってから
200mの平坦部分を挟んで、200mで20m登る、残りはほぼ平坦なコース。
登りかけたところに手抜きを知らない黒い番犬がいて、まあよく吠えること。
姿が見えなくなってもまだ吠え続けている。この5,60mが辛抱区間。
シロの場合は姿が見えているから、おう、またお前か、よう飽きずに
やってるな、と吠えなくなったが、クロの場合は、多分吠えなくなることは
なかろう。犬舎と道との位置関係で、通行人の姿は一瞬しか見えないから、
もともと視力の良くないクロとしては、よく通る人とたまにしか通らない
人の区別がつかないはずだ。あとはこの足音の主は無害だったな、と
学習するのに何日かかるか。
帰りかけの第3ピリオド、東へ向かっていたところを、えいやっと120度
左に曲がるんだけど、曲がらずに100mも行くと馥郁とした香りで
蝋梅が咲いている。あそこまで足を延ばせばいい香りなんだよなと思いつつ、
もう1時間も歩いたじゃないか、と左折。
何故馥郁なんって言葉が出てくるかというと、講談の「寛永三馬術
誉れの梅花」ですよ。これに出てくる。
行列が御成門を出まして、五、六町ほど進みましたか、丁度
通りがかりましたのが愛宕山円福寺の下で…(中略)…源平咲き分けと
と申しますから、誠にめでたい紅白の梅の花が見事に咲きそろった
ひとしおの風情。の、中略部分に出てくるんですねえ。
平たんコースも卒業してよかろうと、1周2.3km高低差20mのコースを中間に
決めておいて、そこへ行くまでに、近所の住人と認知してくれたシロんちを
通る2kmの第1ピリオド、にんじん畑を横目に戻ってくる1kmの第3ピリオドの
3部構成で歩き始めて2日目。時計回りだとだらだらと700mで20m下ってから
200mの平坦部分を挟んで、200mで20m登る、残りはほぼ平坦なコース。
登りかけたところに手抜きを知らない黒い番犬がいて、まあよく吠えること。
姿が見えなくなってもまだ吠え続けている。この5,60mが辛抱区間。
シロの場合は姿が見えているから、おう、またお前か、よう飽きずに
やってるな、と吠えなくなったが、クロの場合は、多分吠えなくなることは
なかろう。犬舎と道との位置関係で、通行人の姿は一瞬しか見えないから、
もともと視力の良くないクロとしては、よく通る人とたまにしか通らない
人の区別がつかないはずだ。あとはこの足音の主は無害だったな、と
学習するのに何日かかるか。
帰りかけの第3ピリオド、東へ向かっていたところを、えいやっと120度
左に曲がるんだけど、曲がらずに100mも行くと馥郁とした香りで
蝋梅が咲いている。あそこまで足を延ばせばいい香りなんだよなと思いつつ、
もう1時間も歩いたじゃないか、と左折。
何故馥郁なんって言葉が出てくるかというと、講談の「寛永三馬術
誉れの梅花」ですよ。これに出てくる。
行列が御成門を出まして、五、六町ほど進みましたか、丁度
通りがかりましたのが愛宕山円福寺の下で…(中略)…源平咲き分けと
と申しますから、誠にめでたい紅白の梅の花が見事に咲きそろった
ひとしおの風情。の、中略部分に出てくるんですねえ。