開店休業の梅雨前線を東北地方に追いやって、それでも予報官たちには遠慮がちに太平洋高気圧が
張り出してきているので、関東には山地を超えた熱い西風が吹き降りてくるものだから、熱中症
アラートが出されている。のどの渇きを覚えなくても積極的に水分を摂ることが勧められている。
一日で300人が熱中症の疑いで救急搬送されただの、高齢女性が畑で亡くなっていただのという
ニュースに、暑さに耐えきれなかった遠いご先祖様のグループは淘汰されてしまったはずだから、
振るい落とされなかった我々は暑い暑いと呪文を唱えるだけでカキは乗り越えられるんじゃなかろうか、
と考えられるのだが…。
その小まめな水分補給を内臓脂肪に働きかけるらしい濃いめのお茶にしたせいか、睡眠の質が低下
してしまったようだ。真昼間だというのに眠気を催したり、昨日なんか昼を回ったところで震度3の
地震があったので更新のネタにはちょうど良かったくらいなんだが、どっこいしょと行動を起こすには
至らなかった。
この暑さ、とりあえず日曜までらしいので、しっかり食べしっかり寝て乗り切りたい。
下手くそな写真で申し訳ないのだが、本日は久々のグリーンライフ・カテゴリーでの投稿。
はっきりとは覚えていないのだが、年の初めに小さなつぼみが一つある菊をご覧のような
香辛料の空き瓶に挿した。やがて根が生え、つぼみは開花してもう４、5か月も咲き続けている。
もとをただせば「ミシェルティエラ」とかいう鉢の2.5シーズン目の健気な姿だ。素人には
よくわからないのが「萎れる」ステージへのトリガー。多分小さな虫が受粉させると、
「やっと俺の仕事も一区切りがついた」ってんで萎れていくんだろうが、室内に一輪だけ
という状況がまずいのか、菊の蜜を求める虫がいないのか、我が世の春を好き好んで、
あるいはやむなく謳歌しているようだ。
上を見ればきりがない。ここで最大限の努力をするしかあるまいと生きる姿に感動するか否か、
あんたはどっちなんだい？と問われているような気がしてきた。
藤井七冠が山崎八段の挑戦を退けて棋聖のタイトルを防衛し、5期防衛したご褒美に
永世棋聖の称号を贈られた。初載冠と揮ごうした色紙を掲げてフラッシュを浴びてからもう
4年も経ったんだね。21歳11か月での永世称号の獲得は中原さんの記録を2年も更新する
最年少記録。これは10年や20年では破られそうにない記録だね。寂しいのは勝って当然の
風潮がメディア側にあるようで、TVのワイドナショーでも取り上げられていないようだ。
まあ、失冠したことがニュースになる位だから仕方がないのかもしれないけど・・・・。
叡王失冠から日が浅いのにしっかり切り替えての横綱相撲。今後も山頂にどっしり構えて、
下克上を掲げて這い上がってくる挑戦者を迎え撃つ。次の挑戦者は棋王戦の渡辺九段。
早くも来週には第1局が控えている。渡辺九段も持ってたタイトルを藤井クンに次々と
奪われてしまったから、ここらで巻き返したいところなんだろうが、果たして難攻不落の
藤井城をどう攻めるか、またそれをどうしのぐか、白熱した盤上の攻防を今から期待する
次第。
6月、特に半ば以降のオータニサンの活躍はすさまじかった。6/15までのひと月で5ホーマーと
やや右肩下がり傾向だったのが、どん底の6/15を境に12試合で9本と手が付けられない状態だった。
打率も.305から.321、OPSも0.928から1.050まで跳ね上がった。毎年6月は突出した成績を残して
いるんだが、今年も6月男の異名に恥じない活躍ではあった。けれども、6月男と手放しで称賛する
のはどうなんだろう。本人だって7月以降も超人的な成績を上げ続けたいはずだ。期間限定の
好成績といわれることに抵抗したわけでもあるまいが、現地時間月末のけさの試合は、5タコと
連続試合出塁の記録も14でストップしてしまった。ビジターのカードが続いたのと関係ある
かな。いや、さらに2カードビジターが続くんだけど、大丈夫かな。それと、球審の判定がばら
ついて、自信をもって見送ったのに、ストライクってこともあるみたいだ。確かに、年齢を
重ねて、動体視力が落ちてくると、ボールの変化を追い切れずに、誤判定をしてしまうのは
球審はいるかもしれない。マイナーリーグでは機械が判定しているとかいう話も聞く。
球場のそこかしこにセンサーが配置され、ピッチャーが投げたボールの回転数までわかっちゃう
世の中だ。球審に「ボールって言えよ」と伝えることはできるはず。その指示に従わなかった
球審にはちゃんとペナルティが課されたりしてね。実現しそう、近いうち。そうねえ、
3年以内かな。
