ご褒美という名目で

体を動かすには涼しすぎるという口実で、リフォームのほうは一休みしていた。本職がやるとなれば100万円以上はかかりそうな大仕事を、ド素人がこんなもんでよかろうと妥協しながら、本職に頼んだ浴室の中折れドアや洗面台の混合栓の取り換えを除けば、材料費にかかった20万ぐらい納まっているから、余った予算でご褒美と称してあれやこれやと買ってしまう。今度はゲーミングチェアが欲しいなと品定めをしていたのだが、ピンキリだ。7万円出せば、ランバーサポートだの、フットレストだの、ロッキング機能付きで、体に合わせてあちこち調整できるのが手に入るんだが、パソコンデスクが立ち仕事用に自分に合わせて自作したものだから、そんじょそこらのゲーミングチェアではいくら高さ調節が出来ても座面が低すぎて使い物にならない。得意の力ずくで、椅子の本体と車輪との間に20㎝以上のスペーサーを咬ませなければならない。その段取りを煮詰めているところに、製図用チェアという、もともと高い座面の椅子があるということを知った。2万でお釣りがくるのなら、この際あれやこれや詰め込みたかった機能は無くてもいいかということでポチっとな。明日届きます。

4月上旬の温かさなんだそうだ。来月になると何度か寒の戻りはあるらしいので油断はできないのだが、何年かぶりの平年を下回る厳しい冬のせいで、遅れていた梅の開花情報も流れている。この分じゃ桜も当初の予想より少しは遅れるじゃないかな。電気毛布はもうしまい込んだ。ファンヒーターの灯油は半分ほど残っているが、まだ出番はあるんだろう。使い切ったうえでシーズンを終えたいところだ。家の近くにフキノトウが出ていたので、滅多にやらないてんぷらをささやかに挙行。木の芽時、採集民族の血が踊る季節到来。