私自身、元々ブルー人間ですから、人見知りで引っ込み思案。
今でもコミュニケーションが上手とはとてもいえません。
ですが、スッチィー時代にかなり鍛えられたおかげで、仕事上、そのしごきが大変役立っています。
私はここで、プライベートと仕事をしっかり区別することを学びました。
本来の自分と、仕事上の自分は別物であると!
本来の自分をそのまま生かせる仕事はないか、
とみんな探していて、「見つからない」と言っています。
そんなものはありません!
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苦手な分野ながら、昔取った杵柄でトレーニングを頼まれることもあり、カラーリストのためのセミナーでお話をさせていただいています。
最近、学校でも職場でも、先生、上司、先輩が知識面以外で指導するということがなくなっている傾向があり、「指導されること」にみんな慣れていないようです。
指導されることが、「怒られた」「いじめられた」「認めてもらえない」と思ってしまい、
いじけたり、落ち込んだり、最悪「逆恨み」してしまいます。
指導してもらえるということは、自分を高めていく絶好のチャンスで、通常授業料を払ってでも受ける価値のあるものです。
それを無料で受けているのですから、感謝し、それをバネに大きく飛躍して欲しいものです。
先生、上司、先輩は生徒、部下、後輩から、いい人だと思ってもらうほうが良いので、ほめているだけの方が楽なのですが、教育上も仕事上も責任を負っている以上そうは言っていられないので、ストレスを感じながらも指導するのです。
カラーセミナーでは、当然授業料をいただいているので、
コチラもしっかりと指導しなくてはなりません。心を鬼にしても。
自分を高めるために真摯に指導を受け、打たれ強くなること。
自己評価を正しくして、人の良いところを学び、自分の出来ないところを素直に認め、それをきちんと報告出来ること。
「私はここがわかりません」「私はここが苦手です」
「私はこういう失敗をしてしまいました」
わからないということ、失敗したということを伝えるのが、自己評価が低くなってしまうと思い込んでいるのか、隠す傾向があります。
誰でも自分のことが可愛いので、「なんだ、知らないのか」「失敗したのか」と思われたくないでしょう。
これでは、進歩がないばかりか、隠すことによって、余計信頼を失ってしまうということを知っておいたほうが良いでしょう。
日本では、以心伝心といいますが
他人に対して、自分のことを知ってもらうには「表現力」が必要です。
これがコミュニケーション能力です。
通常、セミナーでお話しするのは、
1.挨拶を自分から明るくすること。きれいなお辞儀が出来ること。
最近は、メールなどが普及し、面と向かって、コミュニケーションが取れない人が増えています。
メールは大変便利ですが、大切な用件などは、生声できちんと伝えた方が良いでしょう。(特に目下のものから目上の者へ伝える場合、メールでは失礼に当たります。)
2.表情
相手はあなたの顔色を見ています。会話にあわせた表情を自由に表現できることが、「共感」していることのサインになります。自分の表情には責任を持ちましょう。
特に笑顔は、大切です。但し、むやみやたらと笑うのはかえっておかしい場合があるので注意。
3.言葉遣いに気をつけること
敬語を使うことが、相手を持ち上げるものと思いがちですが、実は自分自身を、相手から敬ってもらうためにも必要なものなのです。敬語を使うと「知性的、洗練されている」印象を与え、信頼してもらうことが出来ます。
4.服装に気を配ること
派手になりすぎず、かといって、地味になりすぎず。T.P.O.を踏まえたものにすること。
TPOという言葉を知らない人がいたのには、ちょっとびっくり。
5.態度を整えること
ふにゃりとした姿勢や下向き加減の姿勢は、消極的に見えます。
逆にふんぞり返ると、偉そうに見えてしまいます。
まずはまっすぐに姿勢を伸ばすこと。
他にも注意点はたくさんありますが、
これらはある意味、形であって、ここに「心・魂」が入っていないと不自然です。
自分の魂を磨くことが本当は、最初に必要なのかもしれませんね。
素直に自分を認め、人からのアドバイスを謙虚に受け止められる人が、必ず成功します。
カウンセリングの勉強でも、そのようなテーマが出てくるのですね~。
区別なくして仕事は成り立たないというのは確かですね~。より良い仕事のためにも自分のためにも。
簡単そうなことをいつでも、どこで、だれにでも、変わらず続けることというのは、相当意識をしていないと難しいものですよね。日々精進!
今カウンセリングの講座を受講しているのですが、先日
>プライベートと仕事をしっかり区別する
ということの必要性についてちょうど話があり、考えさせられたところです。
大勢の人とコミュニケーションをとる仕事であるならなおさら、自分を見失わないことが大切ですね
当たり前だと思われることがきちんと
できるようになると言うことは簡単なようで
案外難しいもの。
形だけではなく真心を込めたコミュニケーションが取れるよう、日々精進ですね!