サービスマインド

驚いた！思わず料理よりもその人差し指に見入ってしまった。
しばらくして気がついたのか、指先をそろえ手のひらで指すようになりよかった、思い出したか・・と思っていたら、お隣のテーブルでまた人差し指で説明しているではないか～
途中で［お味はいかがですか？」と聞いてくるのはいいが、それよりも［あなたのサービスの基本どうにかしたら」とおもってしまう。一応「おいしいですよ」と答えておいたけれど。形にばかり気をとられ、魂が入っていない。

そのホテルは、以前にテレビのドラマの舞台にもなった一応名前の知れたところ。
しかもそのレストランのシェフはテレビチャンピオンを取ったことがあることが売りである。

今不景気で、ホテルのレストランは窮地に立たされているようだけれど、あれでは悪循環。お客は遠のいてしまうだろう。私も二度と行かないと思っている。

それに引き換えある銀座のフレンチレストランは、たった１０００円のランチに関わらず、非常に良いサービスだった。若いギャルソンの目配りが聞いていてしかも丁寧、いやみがない
フランス仕込のスマートなサービスマインドを感じさせる。こういうレストランならディナーも利用したいと思わせる。お昼であろうと夜であろうとサービスマインドと言うものに差をつけない根本的な姿勢を感じさせるから。

そのせいかフランス人のお客が多い。あちらこちらでフランス語が聞こえ、ここはパリ？って錯覚するくらい。最近銀座は、フランスのブランドが進出してきているから、その関係者かもしれない。
フランス人が通うお店。サービスはやはり間違いない。

なぜ、こうも違いが出るのであろうか