エクリュのちょっと気になるカラーの世界

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ビジネス感覚

2006-02-07 | カラーの仕事
カラーに限らず、ビジネスとして成り立たせるためには、ビジネス感覚が必要です。
自己責任と自己管理が出来る人が、求められます。他人に依存せず、自分のなすべきことを誠実に一生懸命こなすこと。人の批判をしている暇があったら、自分のことを磨くこと。
自己評価が正しく出来ることも必要です。
過大評価している人も過小評価している人も、とかく自分ではなく、人のことばかり気になって、自分の今の位置がどのあたりか正しく見ることが出来ません。

経験を積めば積むほど、その奥の深さを思い知らされ、自分はまだまだだと言う謙虚な気持ちが表れ、それが向上心となり、切磋琢磨していくという繰り返しです。

また人によって、向き不向きがあり、それをキャッチし自分の出来ないことを認め、できる人のことを讃え、また逆に自分の出来ることはどんどん伸ばし、人が出来ないことをカバーするという姿勢が大切です。
とかく人は自分が出来ない部分を認めたがらず、自分の出来ることを人が出来ないと馬鹿にします。

また、ちょっと見ただけですべてがわかったような気分になるのも危険です。物事は広く長く深く見ていかないと本質は見えてきません。
いずれにしても時間がとても大切です。あまり早い結果を求めすぎると自分の首を絞めてしまいます。

最近はスピード時代とは言われていますが、どの時代も長続きする人や企業は、地道で誠実で、実は人のため地球のためその力を還元して行こうと考えているものです。
私利私欲にのみ走り、結果を急ぐと、今の「耐震問題」「ホリエモン事件」「東急イン」のような結末にいずれなってしまうと言うことが露呈しています。
もちろん企業は営利を目的としていますが、その姿勢が問われるのかもしれません。

カラーを仕事にする場合、地道に着実に歩を進め、誠実に人と関わり信用を得ることです。人間関係は特に複雑です。横つながりは楽でいいけれど、本当に必要なのは縦の関係かもしれません。最近はゲームや携帯の世界が広がっているため、真のコミュニケーションを取れない人が増えているようです。
いやなものこそ、きっちりと生声で心をこめて相手に伝えなければなりません。

仕事は楽しいことばかりではありません。苦しいからこそ成果が現れるのです。その成果を実感することが出来るから喜びがあり、最後にその楽しさがわかってくるのです。最初から仕事は楽しくなくちゃと思っている人は、きっと途中挫折するでしょう。

一流のスポーツ選手が試合のとき「楽しんできます」とよく言いますが、それはそれだけの努力をすでにしてきたからこそ、最後「楽しむ」ことが出来るのだと言うことを踏まえておく必要があります。
単純な人は、ただスポーツ選手は楽しんでいるんだと額面通りに聞いてしまいます。血の出るような努力と集中力・・・プロには必要です。

もし、本気で自分の好きなことを仕事にしようとしているのなら、決して苦しみを苦しみのまま終わらせないはずです。






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