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アデル、ブルーは熱い色

2014-04-07 | カラーコーディネート&カラーセラピー

「アナと雪の女王」を見る人が多い中、

アデル、ブルーは熱い色

を観ました。

 

 

カンヌ国際映画祭で、監督と二人の女優がパルムドール(最高賞)を獲得し、

スピルバーグ監督が絶賛、

なんといっても私の好きな色「ブルー」がタイトルになっていることで興味を持ちました。

ブルーが、意味深な「熱い色」として表現されているのがいいな~。

 

 

さすが、フランス映画です。

すべてが美しく芸術的。

 

同性愛者の恋愛物語だけれど、

セリフは、文学的、哲学的。

映像は

それがたとえベッドシーンであっても、絵画に描かれている美しい女性たちのよう。

 

 

 

 

クリムトとエゴン・シーレ、どちらが好き?というような会話が出てきて、

昨年、ウィーンの美術館で観た絵をを思い出しました。

華やかなクリムトと内面の苦悩を描くシーレは対照的。

 

 

一目ぼれや恋愛の苦しさは万国共通だから、特にレズビアンだからということはなく、よくある話。

ブルーだからこそ描ける、フランス事情が背景の恋愛物語はこうなるか~~。

リアルにパリの日常に迷い込んだような錯覚を覚えるカメラワークが素敵なのかもしれない。

面白いというより、とても興味深かった!

 

 

 

 

                  パリのマルシェにて。2013年2月

 

 

 


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