ほっこり幸せな気分になりたくて、
映画「ル・アーブルの靴みがき」を観に行きました
地味~なフランス映画ですが、奇跡が起こるおとぎ話のような、ハッピーエンドの映画が見たくなりました。
難民の少年をかくまう貧乏老人のお話ですが、人情味あふれる展開は疲れた心を癒してくれます。
少年がみんなから守られるのは、彼の生まれ持つ品性あるオーラからもたらされるものでしょう。 本当の不良なら、こうはいかなかったかもと思いました。
人々は無意識にそのオーラを感じ取り、自ら犠牲になっても守ろうとしたのではないでしょうか。
それにしても、私はこの港町にとても興味を持ちました。
「ル・アーブル」
映画の中では決して美しい街とは思えない、何の変哲もない田舎町のようですが、
解説を読むと、ここはなんと「世界文化遺産」に登録されています。
第2次世界大戦後、高名なオーギュスト・ペレにより近代都市に再生されたのだそうです。
破壊された更地を再生させるとは、今の東北の街を彷彿させます。
また、以下のページを読むと、「世界遺産」登録への道として参考になりました。
野心と情熱に支えられた苦節の20年は、世界遺産への登録によりようやく報われました。とあります。
まちづくりには、適切な規制がやはり必要ですね。
そして、この町は印象派の名前の由来となる、クロード・モネの代表作「印象・日の出」が描かれた港町なのです!
はじめて知りました・・・(遅)
それにしても、この映画に出てくるライカというワンちゃんが可愛い!!!いい演技してます。
監督の犬だそうです。目を見るといい子だってわかるよねーーー
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