14歳で肉体年齢はすでに90歳。早期老化症「ブロジェリア」の少女アシュリーのことは、以前のテレビ放映でも見たことがある。
もう髪の毛はないし、歯も悪く、関節痛があり、肺も心臓も悪い。10倍速のはやさで生き、私たちに人生のプロセスを見せて、メッセージを送る天使。
本の紹介文
[小さいときからよくからかわれたし、今もからかわれることがあるけど、(頭に血管が浮きでていていることを)
そういうときは、
「あなたの頭にもおなじ血管があるのよ」って説明するの。
それでもからかうようなら、もう放っておくの。
それはわたしの問題じゃなくて、
彼らの問題だから。]
14歳という魂が清らかなまま、老成した考えを持つアシュリーの言葉は純粋に私たちの心を打つ。
テレビのインタビューで、
「もし生まれ変わったら?」と言う問いに対し、
「難しい質問だけど、また自分を選ぶ。私が私である事が好きだから。」
と笑顔で答える彼女。
医者から、かつらや入れ歯を勧められた時
『なぜそんなものつけなきゃいけないの、アシュリーは今のままで充分かわいいのに!』という母親の愛情をいっぱい受けたから、ありのままの自分、私が私であることを好きと言えるのだろう。
命が短くても、人生を謳歌し生き抜くことのすごさを見せてくれる。
生き物にはそれぞれの寿命かある。
犬、亀、鶴、かげろう、せみ、人間・・・長い短いという時間ではなく、それぞれに与えられた寿命を生きるというのは、もしかしたら同じなのかもしれない
彼女もそして彼女のご家族もなんて強いんだろうと
感動したものです。
ありのままの自分を受け入れ、愛すること、
今、ここを懸命に生きることの大切さを
彼女は生き方を通じて私たちに学ばせてくれているように
思えます
ドキュメンタリー見ました~?
私たちに美しいメッセージが届けられましたよね