昨日の入札情報漏えい問題調査特別委員会の内容が
今朝の茨城新聞に掲載。
百条委証人尋問 1業者が証言
稲敷市の桜川庁舎清掃業務委託の指名競争に絡む情報漏洩問題で、
同市議会百条委「入札情報漏えい問題調査特別委員会」は20日、
入札に参加する予定だった指名5社の代表者らを証人尋問した。
証言の中で、同市内の業者は指名が正式決定する前日の
昨年7月26日午前8時半ごろ、
龍ヶ崎市内の業者の営業担当から電話が入り、
指名5社の情報を知らされたことを明らかにした。
この証言は、市の第三者委員会による聞き取り調査と同様の内容。
情報を入れた業者は指名5社とは別の業者で、
この営業担当者から同8月3日午前8時ごろ、
業者の元に再び電話があり、
「この前の桜川の庁舎の話を誰かにしたか」と聞かれ、
「私は言っていない」と答えると、
「言ってしまうと情報が取れなくなるから」と話したと
生なましく証言。
百条委は次回2月6日に、情報を事前に知っていた、
この営業担当者と、職員側から田口久克市長、坂本進副市長、
関係課員ら5名に証人尋問する予定。
この問題は、同庁舎の年末の大掃除を委託する入札
(予定価格63万円)をめぐり、指名競争入札で入札に参加する
指名業者を決める契約審査会前に、
業者名が事前に漏れていたことが分かり、
市は同8月16日に予定していた入札を中止するとともに、
弁護士3人による第三者委員会で調査を始めた。